「四季の庭」ですから、季節を感じられるようにしつつ、あくまでも「レストラン」ですから極力メンテナンスが楽な庭に仕立ててあります。
この「メンテナンスが楽な庭」というのが、普段お聞きするお客様からのご要望でとても多くて、ですから今日は、そのためのポイントをいくつかご紹介しようと思います。

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まず歩いたり過ごしたりするエリアと植物を植えるエリアをしっかり分けること。導線計画とゾーニングがほとんど考えられていないということが、雑草取りのための庭みたいになってしまっている場合の共通点なんです。
同時に、どの植物にも通路から手が届くというのも手入れを楽にする秘訣です。

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次にグランドカバーに何をどれくらい植えるかということ。
ガーデニングを楽しむ庭では手入れイコール楽しみですからバラエティーに富んだ植物を植えていただければいいんですけど、「手入れが楽な庭」を目指すなら、常緑の放ったらかしでいい植物(ヘデラ、クリスマスローズ、ラベンダーなど)で地面の7~8割を植えつぶすことをお薦めします。残りの2、3割に一年草やアクセントになる草花を植える。そうすることで緑濃い庭の中に季節の花が咲いているという雰囲気になります。

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そうやって植えた手入れいらずのグランドカバーを早くはびこらせて、土が見えない状態にすること。これもコツです。
「雑草取りが大変で・・・」という場合、たいがい雑草を丁寧に取って土を出しています。当然そこにはまた元気な雑草が生えてくるわけでして、これが「雑草取りのための庭」なのです。自分が植えた植物が茂って、庭のどこを見ても土が見えない状態の庭は、実は雑草取りの苦労がほとんどありません。雑草も日当り風通しなどの環境が整わなければ成長できないのです。

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1、歩く場所と植える場所をハッキリさせる
2、植栽スペースの7~8割にグランドカバーを植える
3、土が見えなくなるまで植えた植物をはびこらせる

以上の3点に加えて「風景にメリハリを付ける」ということも書き添えておきましょう。小物や植物の構成で庭のあちこちにポイントになる風景(見せ場)をこしらえるんです。そうすることでひとつの庭の中にいくつかの「維持したい景色」が生まれます。雑草取りはマイナス域の作業、つまらないですよね。お気に入りの見せ場を維持・成長させることはプラス域のことですから、楽しみながら、結果的にメンテナンスが完了している、という具合になるでしょう。

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おっと、もうひとつ大事なことがありました。
通路やテラスをつくるときに、周囲の土よりも高く設定することです。いつもカラッとしていて、植え替えをして土が膨らんでも大丈夫なようにしておくと、落ち葉の掃除もしやすいし、手入れも気持ちよく行えます。

「手入れが楽な庭」をご希望の方は、この5つのポイントをチェックしてみましょう。


 
 
では浅見帆帆子さんの「あなたの運はもっとよくなる!」から。

「今日の1日を『ゲーム』と思う」

日常生活で起こる小さなことにイライラしなくなると、態度の悪い人やムッとする出来事には不思議と出会わなくなります。
つまり、ムッとさせられる出来事や人に頻繁にぶつかるのは、自分の中にそれと似たような部分があるからなのです。あなたがイライラしなくなれば、その世界とは縁がなくなるので起こらないようになります。不思議なほどなくなっていきます。

私はよく、今日の1日を「これはゲームだ!」と捉えています。
今日出会うすべての人に、明るく穏やかに接することができるかどうか、どうでもいいことにイライラしないでいられるか、のゲームです。
自分をレベルアップさせるための障害物が散らばっていて、それをクリアーしていくような感覚・・・こう考えると、毎日が面白くなります。


帆帆子さんの言うこの「ゲーム感覚」を強烈に感じた人がいます。北原照久さんが会わせてくださったぼくの憧れの人、和民の渡邉美樹さんです。

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ガーデンパーティーの会場で、表情、姿勢、言葉、あの最高のいい感じを武器に会う人会う人を次々トリコにしていく様は、クリントイーストウッドのガンさばきを見ているようでした。
北原さんは「太陽」ですから、みんなが気持ちよく日光浴するんですね。笑顔で夢を熱く語りながら、すべての人に元気と日向ぼっこの心地よさを与えてくれます。美樹さんはちょっと違って、・・・やっぱりそうです、ゲームをしている感じ。会う人を次々惹き付けてすてきな共鳴音を鳴らしていくゲームです。
おふた方ともただ者ではない、数百万人にひとりの才能を持った人ですから、憧れても真似できることではありませんけど、でも、猿真似でもいいから真似したいなあ。

さあて、今日のゲームを始めましょう!