今日はこの庭のメインであるテラス以外の場所、テラスの左右を解説します。

庭への入り口、和室の前に、目隠しとして来訪者からの目隠しとして設置したまくら木スタンドです。機能的には目隠しなんですが、感覚的には庭の入り口を強調する結界(違う世界をつなぐという意味で、神社の鳥居や、家だったら門柱がその役を果たしています)です。

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まくら木スタンドとテラスのレンガ塀の間に、水場&ガーデニングスペースを設定しました。
この場所が「テラス以外の余った場所」ではなく、存分に楽しんでいただく場所にするために、その入り口にアーチを設置しました。

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アーチは便利です。これもまた結界であり、招き入れる、周辺の空間を立体的に認識させる、アーチの奥への期待感を生み出すなど、庭を構成するときに無くてはならないアイテムなのです。

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アーチをくぐると現れるのがこの立水栓。蛇口をふたつにしました。その理由は、ガーデニングを楽しむ庭ではホースでの散水が日常作業なので、片方の蛇口にホースをつなぎっぱなしにするためです。もう1個は洗い物とか手を洗うのに使います。蛇口が2個、便利ですよ。

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テラスを挟んで「水場&ガーデニングゾーン」と反対側にもスペースがあります。そこは庭の一番奥なので、そのに行く理由が無いとデッドゾーンになってしまいますから、物置を置くとか、何かしらその一番奥まで行く用事をつくりたいと考えました。

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あれこれイメージして、結論は花台。レンガでつくった台の上に植木鉢を置くことで、その鉢に咲く花のハナガラ摘みや水やりでそこまで行ってくれるだろうということです。

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同時に、その花が通りからも見えることでその行動へのモチベーションが高くなるのでは、そんなふうに考えて組み立てた構成でした。

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そして贅沢にも、そういう狙いのために、レトロな街灯まで設置。
夜見て思ったんですけど、この街灯が、辺りが暗くなってからの庭の角おさえとして機能していました。つまりこれがあることで、照明の灯りの高さまでの、庭全体の空間が認識されて、とても広くてゴージャスな雰囲気を演出していたのです。この夜の効果は狙いではなくて、結果良ければ・・・でした。


 

母との帆帆子さんをめぐる不思議な偶然もあって、ますます帆帆子ワールドにのめり込んでいきそうです。
今日は、「掃除する」ということ。

「徹底的に掃除する---浄化されると新しい動きが!」

流れを変えたいときは、徹底的に部屋を掃除してみてください。たまっていた、淀んだ「気」を流すためです。

起こることはすべてつながっているので、自分の中の淀んでいる一部分(部屋)を掃除することは、停滞している別の部分(なにかうまくいかない出来事)を掃除していることと同じなのです。


これってだれでも実感していることですよね。
ぼくは学生時代テスト勉強をするときに、まず部屋を掃除するという癖がありました。それは誰かに教えられたわけではなくて、いつのまにか自然にそうしていました。もしかしたらテスト勉強の時間よりも、その前にやる部屋掃除に費やす時間の方が長かったかもしれません。
掃除をすると気持ちよくて(普段していなかったからなんですけど)、とっても気分よく、不思議なほど勉強への意欲がわいてきて、暗記ものなどは自分でも恐ろしいほど、どんどん脳みそに刻み込まれたことを覚えています。ですから帆帆子さんの言う「掃除で淀んだ『気』を流す」というのはうなづけるのです。

このことは和民の渡邊美樹さんもおっしゃっていて、「私の机の上はまるで仕事をしていないかのように、いつもスッキリ片付いています。その理由は机の上は頭の中を表していると考えているからなんです」。ごちゃごちゃととっ散らかった机や部屋(頭の状態)で、ものごとを判断したり作業をはかどらせることは無理なんですよね。

今日のお題はだれでも経験的に理解できていることです。問題はそうするかどうか、実際に掃除をして運気を開くかどうかなんです。・・・う~ん・・・、やった方がいいんだから、やればいいんです!やりましょう!ぼくはやりますよ!
すべてのことがそうなんですよね、やるかやらないか。・・・そうなんだよなあ・・・、やります!