今日にも梅雨入りか!だそうです。毎年この時期には時間をみつけては円海山周辺を散歩しています。気持ちいいですよー。アジサイとウツギが咲いて、まだ新緑と言っていい生命力に満ちた木々の葉っぱの間を川トンボとチョウチョが飛び始めます。それと、瀬上池周辺のホタルもこの時期です。梅雨時期の円海山、靴はドロドロになりますけど気持ちはスッキリピカピカになりますよ。

昨日に引き続いて、昆虫になった気分で庭の花を追ってみましょう。

0ba0675b.jpg

1571377e.jpg

e9c67db0.jpg


こうやってちょっとアップで撮影するだけで、道路から、あるいはリビングから眺める花と、まったく別物の美しさを感じます。

22c65354.jpg

da6b6246.jpg

a3901bcb.jpg


この色とりどりの花も、昆虫にはほとんど白黒でボンヤリ見えているそうです。そして花は昆虫にとって生活の糧を得る仕事場ですから、人間が感じているような花への感情はわかないのでしょう。人間で良かったですね。花はいいなあ。

31691e62.jpg

9128285d.jpg

b785b012.jpg


人間以外で人間以上にこの庭を楽しんでいるのがこのワンちゃんです。飼い主の育て方なのでしょう、とても穏やかで、自由奔放で、ゆったりと庭での時間を過ごしています。きっとこのワンちゃんには、庭の花は美しく見えているんじゃないかなあ。風の心地よさや日差しの温もりを満喫している、そんな気がします。

6de93a11.jpg


明日は藤井さんちの最終回、夜景です。


 

「帆帆子さんの世界」も明日で一区切りにしたいと思います。
テキストは三笠書房の浅見帆帆子著「あなたの運はもっとよくなる!」です。

「大自然の中に身を置く」

空や大地、そこに直に根を張っている植物、通り抜ける風を心を落ち着けて感じてみると、世界が人間だけで成り立っているのではないということを感じて、自然と畏敬の念が沸き起こってきます。まわりすべてが大自然という環境をつくることができなくても、静かに座ることのできる屋外で、自然を感じようとするだけでもパワーをもらうことができます。
いるだけで「素晴らしいなあ」という気分にさせてもらえるのは、自然にそれだけのエネルギーがあるという証拠だと思います
人としての大切なことを思い出したりするなど、すっかり浄化されたような気分になるはずです。
あなたが「浄化された」と感じられるときが、本当に浄化されているときなのです。


ぼくが毎日考え、願いを込めて設計していることそのままです。
何かにぶち当たったときに自然のエネルギーをいただいてがんばる!そして、普段からそれを満タンにしておけば、たいがいのことは乗り切れるし、淀んだ気持ちを浄化しながら暮らしたら、人生は何倍も素晴らしいものになるのです。

13歳の時に読んだ、京都のお坊さん尾関宗園の「平常心/徳間書店」の最終ページを思い出しました。

空にうろこ雲が浮かんでいる。また、秋がやって来た。人間の思惑をよそに、四季は堂々と巡っている。その自然とわれは一体だ、そう確信できたときの人間がいちばん強い。「平常心」そのものだからである。