庭部分のアップです。

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もう一度ビフォーをご覧ください。

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ウソみたいでしょ!でもちゃんとここに設計した世界ができあがるんですよ。明日のビフォー・アフターをお楽しみに。

では各エリアをさらにアップで。

リビング前です。とにかくデッキで平らにすることだと考えました。狭めの場所は段差をなくしてしまえば部屋の一部が外に広がった感じになります。
ここで大事なのは、ただ床を張るだけではなくて、室内を歩いているときの目の高さよりも高い塀なり樹木なりを配置することです。室内の庭側以外の3方向にある壁と同じだけのボリューム、強さ、存在感を庭側にも設定すること。そこまで仕立ててはじめて「狭めのデッキ」から「部屋が広くなった」という印象に変わるのです。マイナスがプラスに転じる立体構成のテクニック、ちょっと理屈っぽいんですが、屋根も壁もない場所に世界をつくっていくガーデンデザインでは欠かせないことのひとつです。

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デッキとセットの板塀は、もちろん目隠しのためでもあります。
カーテン開けっ放しで、部屋の一部が外に広がったので、いつでも屋根のない場所に行き来できる暮らしになります。
デッキそのものの楽しさと同時に、リビングの居心地を良くする、レースのカーテンを閉めていた暮らしから、外気と光を思いっきり取り込んだ風通しのいい暮らし方になる、という生活提案を含んだ設計なのです。


つぎは和室前。デッキから奥のバーベキューテラスへのアプローチであり、ガーデニングを楽しむ場所でもあります。

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そして一番奥のバーベキューテラスです。

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この場所を通路の角から「過ごす場所」にするために、円形を使いました。このテラスの円、丸が無かったらってイメージしてみてください、ね、効くでしょ円形って。これが図形の面白いところなんです。

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立体的なことでは、コーナーパーゴラと木製パネルと樹木で、周囲のコンクリートが気にならないようにしました。そして谷底のこの場所をさらに隠った雰囲気にして「隠れ家」的な場所にすることで、場の魅力を高めようという提案です。

石丸家の3人の女性たちをよろこばせたいという思いで完成したこのプラン。でもその願望を実現させるためには最後のハードルがありました。そのことがほんの少し気になりながらのプレゼンテーションだったんですけど、そのハードルとは・・・、この続きはまた明日。


 
ヨッシャア!今日もはりきっていきましょう!あっ、みなさんは日曜日でのんびりですかね。では、今日もはりきって、のんびりと、休日を楽しみまくりましょう!