もうすっかりお馴染みになった(ワンパターンですよね)囲炉裏。この大きさ、カタチ、何度つくっても大好評です。

火を扱うにはレンガ1列で円形にすれば充分なのですが、2重にすることで、幅が出てテーブル兼用になります。それと見た目のボリューム感もいいでしょう!
使用しているレンガは横浜赤レンガ倉庫のものと同質のヤキスギレンガです。耐久性や時間が経った時の風合いがいいことと、何より港ヨコハマを切り取ってきたみたいで、それが気に入って使い続けています。

場所が狭めだったこともあって、2方向を造り付けのベンチ掛けにしました。椅子を配置するより効率よく人が座れるからです。

これで7~8人で火を囲めますし、ベンチで昼寝もできます。

庭で昼寝・・・、ぼくには慢性的に昼寝欲求があります。NHKラジオ第1放送の昼の憩いを聴きながらウトウトと昼寝、幸せなひと時です。それが自宅の庭でできたら・・・、ぼくにとってそれは「豊かな暮らし」だなあ。
そういえば最近昼寝していません。小さい頃に大人たちがよく言っていました「親が死んでも食休み」って。田舎ではお昼を食べると必ず昼寝、街中の大人たちがそうしていた気がします。だから12時半になると世の中がシーンと静まり返っていた、そんな記憶があります。
田舎の人たちはみんな元気で長生きです。今こうしてふるさとを離れて気がつくのは、長生きの秘訣は旬の野菜中心の食事と、出がらしのお茶を大量に飲むことと、そして昼寝なんじゃないかなあと、どうもこれって当たっている気がするんですよ。
昼寝するようにしてみましょうかねえ、長命の人たちが言う「親が死んでも食休み」ですから。
「夫婦の羅針盤」
恋するふたりは波まかせ風まかせで、海図がないままにさまよい続けて、流れ着いたのが横浜でした。
船を降りて、店を持って、これでもう当てどない海賊暮らしとおさらばです。
ふたりとも根っからの仕事好きなので夢中で働きました。そして何となく人並みの暮らしが手に入った頃、ふと気付くと、常に正確に北を指していたあの羅針盤が見あたりません。もう海賊じゃないんだからと、船に置いて来てしまったようです。
さあこまりました。「夫婦の羅針盤」は陸上でも必要なのです。海を漂っている時には海図がなくて持ち腐れだった羅針盤が、陸上で、今度は地図があるのに手元にそれが見当たらない、皮肉なものです。どこが目的地なのかが分かっているのに方角が、自分たちが今どっちを向いているのかが分からなくなってしまったのです。
「夫婦の羅針盤」とはそういうものなんですよね、「恋」。燃え上がっている時にはどんな苦難も何ともなくて、ふたりで同じ方向、未来の夢を見つめていた。暮らしが安定し始めると「恋」が消えて、ほんの些細なことが苦難に思えてくる。
「夫は遠い目で、はるか彼方の、かつてそこに見えていたはずなのに、今はかすんで見えなくなった夢を探し、妻は力なく足元に視線を落して、今を、現実を見つめている」
つまらないことでけんかばかりしていた時期もありました。
勝負はそこからなんですよねきっと、「恋」が薄れて「暮らし」が濃くなってきたときに再びふたりがひとつの羅針盤を手に入れることができるかどうか。
で、どうなったと思います、我が夫婦。大丈夫!ちゃんと新しい羅針盤を手に入れました。「恋」ですね、恋する能力。ここでそれぞれのチカラ(イマジネーションや方向感覚や思考の体力みたいなこと)と、そして相性が問われる。ぼくからすると妻が根っから明るい性格だということが、何よりありがたいことです。ぼくが妻に再び恋をしようとすると、妻はキャッキャ言って恋人になってくれます。ぼくは陰で妻は陽、ぼくは陰といってもネクラとか陰気とかじゃないんですよ、沈思黙考タイプだということ、A型ですから。妻はというとB型で・・・、この話、明日に続きます。
話題変わって、この週末は横浜元町周辺が熱いですよ!
明日から横浜人形の家で「現代作家 鴨沢祐仁展」が開催されます。

鴨沢さん・・・ガロやビックリハウスの時代・・・センチメンタルフレンド・・・、観る人それぞれに、いろんな思いがこみ上げてくる作品群だと思います。ぼくがこのブログに書いた「鴨沢さんのこと」を展示に使ってくださっているそうで、恐縮しつつ、ぼく自身鴨沢さんとの再会にワクワクしています。横浜人形の家の特別展示室で明日からです。
そして21日日曜日の午後1時30分と3時の2回、いい加減の巨匠、高田純次さんとミスター絶好調こと北原照久さんのトークショーが行われます。場所は横浜の元町商店街(のどこか)です。テーマもなにも決まっていないそうで、さすがは「いいかげんの巨匠」です。司会は「きのうの続きのつづき」でアシスタントをされている朝倉奈々さんです。かわいらしい方ですよー!それと言葉にものすごくチャーミングな表情があって、さすが、しゃべりのプロ!です。
元町に行ったらその朝倉奈々さんのご主人がシェフをやっているレストランがオープンしたそうですので、そちらにもぜひ行ってみてください。バーニーズ ニューユーク横浜店の中にある「トラットリア ブレビス/カフェ チェルシーテラス」です。
北原さんと高田さんのトークショーって、いったいどうなるのか楽しみですねえ。「絶好調」と「いいかげん」が出会った時に、どういう展開になるのか。盛り上がって延々終わらないかもしれないし、もしかしたら「それじゃあそういうことで!」とかいって5分で切り上げて、ふたりでさっさとおいしいもの食べに行ってしまう可能性もあります。テレビ・ラジオの取材も来るそうですので、盛り上がりますよー日曜日の元町商店街。
開港博、元町、横浜人形の家、坂道上がって山手のブリキのおもちゃ博物館、楽しい休日になりますよ!

火を扱うにはレンガ1列で円形にすれば充分なのですが、2重にすることで、幅が出てテーブル兼用になります。それと見た目のボリューム感もいいでしょう!
使用しているレンガは横浜赤レンガ倉庫のものと同質のヤキスギレンガです。耐久性や時間が経った時の風合いがいいことと、何より港ヨコハマを切り取ってきたみたいで、それが気に入って使い続けています。

場所が狭めだったこともあって、2方向を造り付けのベンチ掛けにしました。椅子を配置するより効率よく人が座れるからです。

これで7~8人で火を囲めますし、ベンチで昼寝もできます。

庭で昼寝・・・、ぼくには慢性的に昼寝欲求があります。NHKラジオ第1放送の昼の憩いを聴きながらウトウトと昼寝、幸せなひと時です。それが自宅の庭でできたら・・・、ぼくにとってそれは「豊かな暮らし」だなあ。
そういえば最近昼寝していません。小さい頃に大人たちがよく言っていました「親が死んでも食休み」って。田舎ではお昼を食べると必ず昼寝、街中の大人たちがそうしていた気がします。だから12時半になると世の中がシーンと静まり返っていた、そんな記憶があります。
田舎の人たちはみんな元気で長生きです。今こうしてふるさとを離れて気がつくのは、長生きの秘訣は旬の野菜中心の食事と、出がらしのお茶を大量に飲むことと、そして昼寝なんじゃないかなあと、どうもこれって当たっている気がするんですよ。
昼寝するようにしてみましょうかねえ、長命の人たちが言う「親が死んでも食休み」ですから。
「夫婦の羅針盤」
恋するふたりは波まかせ風まかせで、海図がないままにさまよい続けて、流れ着いたのが横浜でした。
船を降りて、店を持って、これでもう当てどない海賊暮らしとおさらばです。
ふたりとも根っからの仕事好きなので夢中で働きました。そして何となく人並みの暮らしが手に入った頃、ふと気付くと、常に正確に北を指していたあの羅針盤が見あたりません。もう海賊じゃないんだからと、船に置いて来てしまったようです。
さあこまりました。「夫婦の羅針盤」は陸上でも必要なのです。海を漂っている時には海図がなくて持ち腐れだった羅針盤が、陸上で、今度は地図があるのに手元にそれが見当たらない、皮肉なものです。どこが目的地なのかが分かっているのに方角が、自分たちが今どっちを向いているのかが分からなくなってしまったのです。
「夫婦の羅針盤」とはそういうものなんですよね、「恋」。燃え上がっている時にはどんな苦難も何ともなくて、ふたりで同じ方向、未来の夢を見つめていた。暮らしが安定し始めると「恋」が消えて、ほんの些細なことが苦難に思えてくる。
「夫は遠い目で、はるか彼方の、かつてそこに見えていたはずなのに、今はかすんで見えなくなった夢を探し、妻は力なく足元に視線を落して、今を、現実を見つめている」
つまらないことでけんかばかりしていた時期もありました。
勝負はそこからなんですよねきっと、「恋」が薄れて「暮らし」が濃くなってきたときに再びふたりがひとつの羅針盤を手に入れることができるかどうか。
で、どうなったと思います、我が夫婦。大丈夫!ちゃんと新しい羅針盤を手に入れました。「恋」ですね、恋する能力。ここでそれぞれのチカラ(イマジネーションや方向感覚や思考の体力みたいなこと)と、そして相性が問われる。ぼくからすると妻が根っから明るい性格だということが、何よりありがたいことです。ぼくが妻に再び恋をしようとすると、妻はキャッキャ言って恋人になってくれます。ぼくは陰で妻は陽、ぼくは陰といってもネクラとか陰気とかじゃないんですよ、沈思黙考タイプだということ、A型ですから。妻はというとB型で・・・、この話、明日に続きます。
話題変わって、この週末は横浜元町周辺が熱いですよ!
明日から横浜人形の家で「現代作家 鴨沢祐仁展」が開催されます。

鴨沢さん・・・ガロやビックリハウスの時代・・・センチメンタルフレンド・・・、観る人それぞれに、いろんな思いがこみ上げてくる作品群だと思います。ぼくがこのブログに書いた「鴨沢さんのこと」を展示に使ってくださっているそうで、恐縮しつつ、ぼく自身鴨沢さんとの再会にワクワクしています。横浜人形の家の特別展示室で明日からです。
そして21日日曜日の午後1時30分と3時の2回、いい加減の巨匠、高田純次さんとミスター絶好調こと北原照久さんのトークショーが行われます。場所は横浜の元町商店街(のどこか)です。テーマもなにも決まっていないそうで、さすがは「いいかげんの巨匠」です。司会は「きのうの続きのつづき」でアシスタントをされている朝倉奈々さんです。かわいらしい方ですよー!それと言葉にものすごくチャーミングな表情があって、さすが、しゃべりのプロ!です。
元町に行ったらその朝倉奈々さんのご主人がシェフをやっているレストランがオープンしたそうですので、そちらにもぜひ行ってみてください。バーニーズ ニューユーク横浜店の中にある「トラットリア ブレビス/カフェ チェルシーテラス」です。
北原さんと高田さんのトークショーって、いったいどうなるのか楽しみですねえ。「絶好調」と「いいかげん」が出会った時に、どういう展開になるのか。盛り上がって延々終わらないかもしれないし、もしかしたら「それじゃあそういうことで!」とかいって5分で切り上げて、ふたりでさっさとおいしいもの食べに行ってしまう可能性もあります。テレビ・ラジオの取材も来るそうですので、盛り上がりますよー日曜日の元町商店街。
開港博、元町、横浜人形の家、坂道上がって山手のブリキのおもちゃ博物館、楽しい休日になりますよ!