ぼくがイメージする「いい庭」には、家族のやわらかい時間が流れます。そのご家族の歴史の中で、親にとって、子どもにとって、一生の宝物になる時間。何気なくて、取り立ててどうということのない1日のほんのひとときが、そういう宝物として記憶されていくのです。
ぼく自身がそうです。物心ついたばかりのころ、じいさん自慢の坪庭を眺めながらの縁側での何気ないシーンが、年齢を重ねるほどに記憶の引き出しから飛び出してきます。そして今はもうおとなになるための修行を始めたぼくの子どもたちとの、まだ彼らが正真正銘の子どもだったときの思い出は、やはり何気ない一瞬、やわらかい時間の記憶ばかりです。
そいう時間、そういう記憶の舞台になる庭こそが「いい庭」なのです。

やわらかい時間のしあわせな記憶、それを思い起こすのもまたやわらかい時間の中でのことです。

北原照久さんに教えていただいた、書道家の武田双雲氏のことば、

しあわせは獲得するものでもなく
訪れるものでもなく
気付くものである

美術の先生が離任式で残していったことば、

いつまでも
夕焼けに気付く人でいてくださいね

同じような仕立ての庭でも、そこで過ごす人の感じ方、生き方、価値観によってその価値は大きく変わります。つまり庭は人しだい。
しあわせに気付くことができる庭、それが「いい庭」です
そして、子どもたちに「やわらかい時間」を与えられるおとなでいたいなあと。毎日いろんなことが起きますけどね、嫌なこと、思い通りにいかないこと、空からオタマジャクシが降ってくるようなことも起こります。でも、一生懸命に、何とかかんとかクリアして、ニッコリ笑って「やわらかい時間」を生み出せる技をね、みがいていきたいなあ。
話題変わって、溜まりに溜まった設計作業の山がグラッと崩れそうになっていますので、しばらく設計室にこもって徹底的に設計します。もしかしたらブログのアップが飛び飛びになるかもしれませんけど「あぁ、こもってるんだなあ」ということで過去のを引っ張り出してお楽しみください。
さあっ忙しいぞー! がんばって仕事して、かつ、ちゃんとわが家の「やわらかい時間」を生み出せるように。
では今日もはりきっていきましょう!
ぼく自身がそうです。物心ついたばかりのころ、じいさん自慢の坪庭を眺めながらの縁側での何気ないシーンが、年齢を重ねるほどに記憶の引き出しから飛び出してきます。そして今はもうおとなになるための修行を始めたぼくの子どもたちとの、まだ彼らが正真正銘の子どもだったときの思い出は、やはり何気ない一瞬、やわらかい時間の記憶ばかりです。
そいう時間、そういう記憶の舞台になる庭こそが「いい庭」なのです。

やわらかい時間のしあわせな記憶、それを思い起こすのもまたやわらかい時間の中でのことです。

北原照久さんに教えていただいた、書道家の武田双雲氏のことば、

しあわせは獲得するものでもなく
訪れるものでもなく
気付くものである

美術の先生が離任式で残していったことば、

いつまでも
夕焼けに気付く人でいてくださいね

同じような仕立ての庭でも、そこで過ごす人の感じ方、生き方、価値観によってその価値は大きく変わります。つまり庭は人しだい。
しあわせに気付くことができる庭、それが「いい庭」です
そして、子どもたちに「やわらかい時間」を与えられるおとなでいたいなあと。毎日いろんなことが起きますけどね、嫌なこと、思い通りにいかないこと、空からオタマジャクシが降ってくるようなことも起こります。でも、一生懸命に、何とかかんとかクリアして、ニッコリ笑って「やわらかい時間」を生み出せる技をね、みがいていきたいなあ。
話題変わって、溜まりに溜まった設計作業の山がグラッと崩れそうになっていますので、しばらく設計室にこもって徹底的に設計します。もしかしたらブログのアップが飛び飛びになるかもしれませんけど「あぁ、こもってるんだなあ」ということで過去のを引っ張り出してお楽しみください。
さあっ忙しいぞー! がんばって仕事して、かつ、ちゃんとわが家の「やわらかい時間」を生み出せるように。
では今日もはりきっていきましょう!
「やわらかい時間」
自分自身振り返っても幸せな記憶は「やわらかい時間」の中にあります。
夕べ聴いたテミヤンの「幸せの小舟」という曲、あらためてグッときています。
海辺の町に暮らし 潮風に吹かれてる
細い路地を抜ければ まぶしい海が見える
夢はたったひとつさ そう おだやかになれること
波待ちのボートの上 神様とつるんでいけそう
幸せはいつだって (誰も 見えは しない)
通り過ぎた時間に (しらぬ うちに)
ただよっている 小舟さ
きつくしかっておくれ 強く怒っておくれ
僕の強さ弱さを 一番わかってる君
夢はたったひとつさ おだやかになれること
だけどいつも心は 何かから 追いかけられてる
喜びと悲しみは (いつも 背中 合わせ)
愛されていることに (何も かにも)
気付けない夜もある
夢はたったひとつさ そう おだやかになれること
波待ちのボートの上 神様とつるんでいけそう