草花や野菜が好きで買っては来るものの、庭がいつのまにか雑然として収拾がつかなくなってしまっている庭、よく見かけます。
思いは強いのにうまくカタチになっていかない。これは庭だけではなくて室内も、生活全般においてもよく起こることですね、思いが空回りしてイメージ通りにことが運ばない。

そんな時は自分であれこれ考えて試行錯誤をするよりも、餅は餅屋、各分野の専門家に相談するのがいちばんです。思いを携えて専門家に頼る。
ぼくの場合パソコンに関することがまったくそうでして「パソコン使ってこんなことやりたい」とひらめくと、即、詳しい人に相談。1度やり方を教えてもらうと実に簡単で便利で、それ抜きでは仕事が成立しないほどになってしまいます。もしもそう言う場面で自分で何とかしようとし始めたら(凝り性な性格なので)他の一切のことが滞ってもそれに熱中してしまうかもしれないし、当初の目的も、きっと結果は芳しくないでしょう。だから餅は餅屋、なのです。
インテリアならインテリアコーディネーター、健康のことならお医者さん、そして庭のことは迷うことなくぼくにご連絡ください。なーんてね、軽くコマーシャルしちゃいましたけど、毎日ため息つきながら庭を眺めているくらいなら、ほんとに、ぼくじゃなくても世の中に庭の専門家はたくさんいるので、じっくりと相談してみるといいですよ。「悩める庭」のその場所も、悩んでいる時間ももったいないですから。庭に関するいくつかの問題を解決することで、庭だけではなくて暮らしが一気に楽しくなりますよ。

で、ぼくが提案したリフォームプランがこれです。

Plan A
1deb8de4.jpg


設計のポイントは追々解説するとして、奥様から「もう少しだけ土の部分を多くしたい」というご要望がありましたので、スペース取りを調整して、細部の変更も加えて次の Plan B で施工することになりました。

Plan B
d45a0431.jpg


明日はビフォー・アフターです。


 

夕べの「きのうの続きのつづき/ラジオ日本PM9:45~10:00」、ものすごい話でしたよ。子育て中の方はどっかにメモしといてください。

ゲストはいま大人気の書道家、武田双雲さん。双雲さんは「おまえは絶対に世の中の役に立つ人になる」とご両親に言われながら育ったんだそうです。双雲少年は人をほめて帰ってくるようなところがあって、そのこともとてもほめてくれたそうです。おとうさんにはよく「おまえは天才じゃけん」と言われたと。
どうですか、これってとっても単純で効果が絶大な育て方ですよね。親に「天才だ」「世の中の役に立つ人になる」と言われ続けたら、ねえ、たいがいの子どもは才能を開花させますよね。いやあもっと早くこういうこと知ってたらなあ、今ごろ我が家にも天才がゴロゴロ出現していただろうなあ。今我が家にはダイエット中の凡才がテレビを観ながらゴロゴロしています。

双雲さんには現在3歳と1歳の子どもがいて、自分が親になってみてご両親の気持ちがわかったとおっしゃっていました。3歳の自分の子どもが、自分にはないすごいところをたくさん持っていて、それを尊敬してしまうんだそうです。
親が子どもを尊敬してしまう、ウ~ン、確かにありますよねそういう場面。ただ、それは一瞬で消え去ってしまって「だめだよ!」とか「はやく!」とか毎日何百回もそう言ってたきがします。今考えると繰り返しそう言ってたら、子どもはダメでノロマになりますよね。毎日親にそのようにレッテルを貼られ続けるわけですから、子どもにしたら自力でそこから抜け出すには家出するしかない。いやあ反省です。

双雲さんは3歳の時から書道家のお母さんから(遊び感覚で)書道を習ったそうです。双雲氏いわくそのお母さんは「スーパーファンキーで人を笑わせてばかりいる人です」だそうです。根っから明るいお母さんと息子を「天才だ!」とほめちぎるおとうさんと、おもしろいなあ。ご両親も、そして壮雲さんも、子どもや他人のいいところを見つける天才なんですよねきっと。そしてそれを言葉にする。すごい家族ですよね。
すごいんですけど、でもけっこう簡単にできそうな気がしませんかこれって。小さいお子さんがいる方はやってみてはどうでしょうか。

「おまえは絶対に世の中の役に立つ人になる」
「おまえは天才じゃけん」


余談ですけどね、奥さんがた、これってご主人にも効果絶大だと思いますよ。男って単純なもんでねえ(3歳の子どもみたいなもんなんですよ)、「あなたはものすごい才能があるから絶対に大成功するわよ。私にはちゃんとわかっているの」なんて言われ続けたら木にも登るし海にも潜りますよ。いや、ほんとに余談なんですけどね。