数日間ブログのシステムトラブルでアップできませんでした。にもかかわらず、クリック数が減っていなくてうれしいやら申し訳ないやらです。
ではいつものように、吉永さんちの庭を再開します。

撮影が梅雨明け間近のころ(もう夏)でしたから、あじさいの花は色が抜けていました。

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ぼくはこの感じが大好きなんですね、「夏休みが始まるぞー!」というイメージがあるんです。

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色あせた夏のアジサイを見て、子供の頃の夏休みへのワクワク感を思い起こす人ってけっこういるんじゃないかなあ。
同じように種がついて枯れ始めた朝顔を見ると「早く宿題を終わらせなきゃ・・・」というちょっと残酷な気分になります。

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花の盛りが過ぎていても、やっぱり梅雨にはアジサイですね。ファインダーを覗きながらグッと引き込まれます。

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そしてビックリしたのがこれ。なんという品種なのか不明ですが、新種のアジサイです。
美しー!引き込まれるように10回以上シャッターを切りました。
他のアジサイの茂みに埋もれていて、カメラを持っていなかったら気がつかなかったと思います。いやあ気づいてよかった。

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アジサイを撮り終えてふと見ると、古びたジョーロにアジサイが生けてありました。いかにも吉永さんらしい感じがして、ひとりニンマリしながらパシャッと撮影。

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アジサイは、昭和の家の裏庭やお寺のまわりの日陰に咲いていた、ぼくにはそんな印象があります。そういうノスタルジーを持ちつつ、品種改良で次々新種が生まれています。
アジサイ、ぼくのこれからの設計に登場することが多くなりそうです。吉永さんの感性が、ぼくにひとつ、設計の引き出しを増やしてくれました。