ぼくの設計ですっかり定番化した「シエスタベンチ」、今回も取付けました。

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これがあるといつデッキに出ても座れるし、ゴロッと昼寝もできて、そのことが外に出ることの誘惑になります。海外のファミリーガーデンには付きもののハンモックのようなものです。

そして照明器具は、これも定番のマリーンライトを3灯。
入り口側の手すりに1灯と、

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板塀の柱を高くして2灯です。

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で、夜はこうなります。いい感じでしょう!

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昨日書いた「50分の1トリップ」と同じく、照明の効果もまた設計段階の仮想庭でイメージできるようになりました。そして夜風も。
設計しながらぼくはすでに、お客様よりも早くこのベンチで夕涼みを楽しんだのです。

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夜の様子は後日タップリとご覧いただきます。


 
妻カオリは母親の介護で実家の姫路に行っています。本格的な介護が必要になってから一年ちょっとが過ぎました。幸いにしていいホームに入れて、一時は動けなかった母も体長回復、あれやこれやと文句を言うほどに元気になっています。

お客様に教えていただいた言葉があります。

「介護はね、親が命がけでやる最後の子育てなのよ」

まったくその通りで、この一年で妻はずいぶんと大人になりました。そしてぼくもまた、介護に関するものすごく貴重な経験とすばらしい出会いがありました。

健康に感謝して、一日一日を大切に過ごすこと。家族が団結して、家族みんなの幸せを守り育てていくこと。悔いなく今を楽しんで、けっして笑顔を無くさないこと。介護されながらも日々明るくがんばっているお母さんが教えてくれることです。



北原照久さんに勧められてマイケルの「This is it」を観てきました。こればっかりは観ないとわかりません。それも映画館の大きなスクリーンで。
コンサートのオーディションに受かったダンサーが歓喜の涙を流しながら言います。
「人生を有意義なものとして歩いて行くための何かが欲しかったんだ。This is it. これがそいつなんだ!」

マイケルはリハーサルでミキサーに言います。
「怒ってるんじゃないんだよ、愛なんだ」

衣装スタッフはこう言います。
「挑戦だ!それがマイケルのスタイルだからね」

コンサートに関わる全てのプロフェッショナルたちを本気にさせるマイケルの「愛」。

代表曲、名曲を次々と新たなインスピレーションで披露して、そして「This is it」、で「Heal the World」。

マイケル・ジャクソンという人のものすごさを、絶対に観といた方がいいですよ。
ぼくにとっては(あの日から人生が変わった)「エルビス・オン・ステージ」と並ぶ映画でした。延長上映で20日までです。ぜひ!

北原照久さん、素晴らしい映画を教えてくださってありがとうございました。