今朝は雪です。明け方はチラチラだったのが、今は真剣に降っていて遠くの景色が見えないほどになっています。こりゃあけっこう積もるかもしれませんねえ。

ではいきましょう。
今日は「3年前に新築したんですけど、庭の周囲が建て込んでいて、日当りも悪いし暗い感じがして・・・。3年間、芝生の雑草とりをしただけで何にも楽しくなかったんです。花を植えても別に楽しくないし、庭を見ても気分が重くなるのでカーテン閉めっぱなしなんです」というご相談。

庭がストレスになってしまったんですね。
家を建てる時には「庭付き一戸建て」というくらいですから庭がある暮らしへの憧れや夢に満ちていたはずなのに、気がつくと庭がなーんにも楽しくない、どころか、抱いていた夢とのギャップで「見たくない場所」になってしまった。
もしかしてあなたの家もそうなっていませんか?そうなっていたらえらいことです。もう一度新築の時の気持ちを思い出して、仕切り直しをしましょう!

DSC_0163


お持ちいただいた写真を拝見すると、庭の3方向に隣家の壁が迫っていて、さらに正面と右側の宅地が1メートルほど高いという庭です。広さは幅がリビングダイニングに面して8メートルで奥行きが3メートル。ご相談の通りであまり元気のない芝生と木が数本植わっているだけで、そこで何かを楽しんだ形跡はありませんでした。ただただ雑草取りと年に何度かの芝刈りをするだだけで3年間が過ぎたことがうかがえました。

DSC_0166


「広くて日当りがいいばかりが庭じゃありません。周囲に家があるということはこもった感じで、隠れ家的に落ち着いて過ごせるじゃないですか。これは楽しい場所になりますよ」と話して、庭に出やすくすることや視線が気になるポイントに目隠しすること、庭で何をしたら楽しいのかというようなことを整理していくと、来店時は悩みのかたまりみたいだったお客様の表情が、みるみる明るくなっていきました。「よし!これこそ我が仕事!」

DSC_0122


いろんなお話しをした中で「庭の空中を取り戻しましょう」ということにとても興味を持たれたようでした。
「空中を取り戻す」というのはどういうことかと言いますと、リビングから外を眺めた時に、見えるのがお隣りのコンクリートとフェンスと外壁の場合、その手前にあるわが家の空中(庭空間)を認識できないんですね。つまり窓のガラスから向こうはすべてお隣りのものになっているのです。実はその空中に庭が存在しているんですけど・・・。

DSC_0161


ではどうすれば、その捨ててしまっていた空中、庭空間を取り戻せるのかと言うと、話は簡単で、お隣りの構造物の手前に自分ちのものを存在させればいいんです。木を植えるとか、リビングから見て目が当たる高さまでのトレリスを建ててそこに植物をからめるとか。たったそれだけで、庭空間が認識されるようになります。

庭の空中を取り戻しましょう!

DSC_0165


「日当りが悪くて」ということも、実際にはたいした問題ではなくて、一応芝生が育っているのですからまったく日が入らないということではありませんでした。半日陰の方がよく育つ植物もたくさんありますし、そのお客様が楽しいと感じることがバーベキューテラスやウッドデッキなど、庭で過ごすことだったので、なおさら日照の悪さは問題ではありません。

思い描いていた「庭付き一戸建て」と多少イメージが違っていても、そこであきらめてはいけないのです。あきらめた時点で庭は「なくてもいい場所」になり、やがて「ない方がいい場所」になってしまいます。
イマジネーション豊かに、せっかくの庭スペースですから「庭があってよかったー!」と思えるような場所にしましょう。そのために、ぼくにできるお手伝いは、徹底的にやりますよ!おまかせください。


明日はバレンタインデーですね。もう何年も娘のトモチョコ作りを手伝わされて、台所中チョコと粉だらけで深夜まで・・・。
今年は日曜日だし、一家そろって法事に出かけるので「1回パス」のようです。ちょっとホッとしてます。


昨年のトモチョコ制作風景

99d58dd3

5b07d3fc

昨年の写真を引っ張り出してみたんですけど、いやあビックリしました。たった一年で女の子って変わるもんですねえー!このかわいらしい少女は、今やエクステして化粧バッチリのイケイケねーちゃんになっています。胸なんかドーンと無駄にでかくなっちゃって、朝起きるとリビングのテーブルに「明日バイト、8時起床。ちゃんと起こしてちょ!よろしく」などというメモが・・・パパとしてはちょっとトホホな感じです。いいのかなあ、こんなで。

明日明後日、ブログ休みます皆様すてきなバレンタインデーをお過ごしください。おっ、そうだ!オリンピックも始まりますね!