今回の小椋さんちのご紹介は、「庭を楽しい場所にするための8つのポイント」から相談会でお聞きした「庭の悩み」と、ずいぶん長いシリーズになりました。庭の話を始めると止まらなくなるもんですから。
「8つのポイント」は、庭を扱いかねている方に取って参考になる内容だと思いますので「わが家の庭はどうも楽しくないんだよなあ」と感じたら、ぜひ読み返してみてください。

話を小椋さんちのことに戻して、あと数日やります。

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撮影してたら日が傾いて来ました。

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庭に西日が入る何ともゴージャスなひと時。出していただいた紅茶をいただきながら、ご夫婦とあれこれ話しました。

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ご夫婦はぼくと同年代で、結婚してからなかなか子供ができなかったそうです。あきらめかけた時に待望のご懐妊、そして男の子が誕生。よかったですよねえ、ほんとに。

子供ができてからおふたりの気持ちにひとつの変化が。
それまで家を建てようなんて考えたこともなかったのが、そっち方向へとイマジネーションが広がって、運命の歯車が庭付き一戸建てへとまわり始めたそうです。そしてできあがったこの家。
子供の誕生で新たな扉が開くって、ありますよね。ぼくもそうでした。

完成した新居での幸せな暮らしが数年続いて、今度は庭へのイマジネーションがうごめき出して、そしてそこにぼくの出番が待っていたというわけです。

こうして、夫婦で手をつないで一歩ずつ進む感じ、これが人生なんですよね。そしてその歩みの一歩にぼくが係れたことが、最高にうれしいことでした。
お子さんの誕生がきっかけでできあがった新居は、子供から両親へのプレゼント。そしてこの庭は、ご夫婦のお子さんへの思いが詰まった親から子供へのプレゼントなんですね。

明日は夜の感じをご覧いただきます。


お客様との打ち合わせが続いて、さっき帰って来ました。いやあ、今日も楽しかったー!
空にはクッキリと、上弦の月とオリオン座。今夜は空気が澄んでいます。仕事を終えた充実感でしょうか、何だか気持ちも澄み切っていて、だれ彼かまわず手を取って感謝を伝えたいような、そんな気分です。
明日はさらにいい日になりそうな予感。早く明日になるように、ビールを飲んでさっさと寝てしまいます。目が覚めたら素晴らしい明日が始まります。
いいなあ、この感じ。