ゴールデンウィーク初日。いい天気です!
朝からさっそくの高速道路の渋滞情報を聴きながら「みんな楽しんでるんだろうなあ」と、こちらまでニンマリしながら出勤しました。家族で行楽地や田舎に向っているのですから、少々の渋滞もまた楽し、ですよね。
どうかみなさま、安全運転で。


ではいつもの感じで、滝沢さんちの庭紹介を始めます。

「家族で過ごす外の部屋/テラス」をより快適な場所にするために施したベンチと壁のスリットです。

まずはベンチ。

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ゴロッと昼寝ができる寸法で設計してあります。
これがあることで、部屋から出たらいつでも座ったり寝っ転がったりできるので、庭への誘い、誘惑が強まりますし、タイル張りのテラスでありながら、ウッドデッキ的な楽しさを感じることができるのです。

次に目隠し塀に空けやスリット。道路から覗かれても気にならない位置に2ヶ所設けました。

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目隠しのために高めに設定した壁の圧迫感を和らげるために設定したのですが、その効果とともに、道路側からは「中を覗いてみたい」という衝動、内側からは「外側の気配を感じる」という、ある種の楽しさが生まれました。

「中を覗いてみたい」という衝動。ただの壁の隙間が、その前を通る人をそんな気持ちにさせることができたとすれば、楽しいことだなあと思いす。

 

十年以上の付き合いになる表札デザイナーの杉山さんという方は、読めそうで読めない、何とかがんばれば読める、そういう文字で表札の名前をデザインします。表札の基本である「読みやすいこと」から逸脱しているそのことの訳を聞くと、

私がつくった表札を、訪問者が首を傾げて解読している姿が楽しいんですよ。そして解読できた瞬間、微かにニヤッと笑顔になる。楽しいんだよなあ。

とのこと。なるほどなあと思いました。ただ読みやすいだけの表札だったら、人をニヤッとさせるなんてできませんからね。

自分のデザインが、人の気持ちに何らかのインパクトを与えたり、行動を起こさせる。これって何の分野であってもデザイナー冥利です。デザインが人の心や動きを変化させるんですからね。もちろんそれが不快なことであってはいけませんが、楽しい変化なら、それこそがデザインのチカラなのです。