今回は使い込んだウッドデッキを撤去して、石とレンガのテラスにするという工事でした。仲野さんちの庭はあと半分、奥の部分があります。そこがまたいい感じなのです。

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ご主人手づくりの屋外炉です。 こういうのをみるとグッときます。楽しかっただろうなあって。

お父さんが庭で炉をつくるときの心持ちは、幸せでいっぱいでしょうね。子供たちとのバーベキューをイメージしながら、レンガを買いに行って、庭まで運んで、ああやってこうやってと考えながら積んで行く様子は、・・・いいなあ。
そういう家で育った子供は、きっとそういう親になるんですよね。お父さん手づくりの炉は、子供たちへのプレゼントであり、子供の未来へのメッセージでもあるのです。
ちょっと大げさかもしれませんけどね、父親のこのけなげなまでの愛情表現って、最近つくづく沁みるようになってきました。ご主人は超ハードな仕事をこなしている方です。疲れているだろうに・・・、父親って・・・、がんばれご主人!

 庭の角を押さえる形でパーゴラが設置してあります。6年前に施工させていただいた部分です。

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そのパーゴラの奥にあるウッドデッキは3年前の施工です。フェンスを撤去して、庭から空中に張り出すようにつくったデッキ、 

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そこからの眺めがまた最高なのです。

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6年前、3年前、そして今回。このように、庭の中にいくつもの居場所、見せ場、楽しみを、じっくりと考えて、着実に生み出し続けていくイマジネーション 。この感じ、これが仲野さんご夫婦の素敵さなのです。おふたりは、暮らしを創造してゆく能力に長けています。

仲野さんちにおじゃまするたびに、庭だけではなく、モデルハウスのように美しい室内や、出していただくおいしい紅茶や、そういうことに刺激されながら、「現状維持すらままならない我が家の暮らしを何とかしなくては」と反省するのです。

しく暮らす
には
「生み出し続ける力」

必要です
 



梅雨に入って、湿気で空気が分厚くなりました。・・・重い。こういう日には背筋を伸ばして、顔を上げて、軽く口角を上げて 、一日をさわやかに駆け抜けましょう!
会う人に「あの人の周りだけ、カラッとしている 」という印象を与えられたら、ぼくの今日は大成功です。人間除湿器。