2008年10月に大掛かりなガーデンリフォームをさせていただいた田中さんち、一年半が経過しました。
奥様から土壌改良の依頼を受けて久しぶりにおじゃました妻が、興奮気味に「すごいよ、田中さんち。早くしないと薔薇が終わっちゃうからすぐに撮影に行って!」 と。

というわけで、今回のシリーズはいつものパターンと違って、「完成した庭のその後」をご覧いただきます。

 では、前提として、もともとどういう工事だったのかを解説します。
これがプラン図です。

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そして Before-After です。

Before 1
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After 1
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 Before 2
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 After 2
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おわかりいただけますでしょうか?庭の道路側を削って駐車スペースにしました。

つまり、ガーデンリフォームで庭が狭くなったわけです。・・・でも大丈夫。庭も整備し直すことで以前よりも楽しい場所になりました。

Before 3
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  After 3
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Before 4
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 After 4
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一年半が経過して、あらためて振り返ると「ぼくって、いい仕事してるなあ」と、一応自画自賛しといて、と。
家を建てて20年ほど経って、外構と庭をリニューアル。一般的にはあまりないことです。現状に多少の不満があったり「もっと◯◯したい」というイマジネーションがふくらんできても、実際にリフォームに踏み切る人は何パーセントいるでしょうか。しかもガーデンリフォームですよ。ご夫婦のその意欲に脱帽の仕事でした。現状をさらに進化させようというイマジネーションと、それを実現してゆく気力、体力。そういう点で、ぼくも妻も、お二人から人生の楽しみ方と組み立て方を学んだ気がします。

さあ、2008年10月に完成したこの庭が、時間の経過でどうなったのか。それは明日のお楽しみです。



夕べのテミヤンライブの心地よい余韻と、明け方のサッカー中継の興奮と、やや寝不足ぎみのボーッとした感じが混ざり合っています。すごかったですね岡田ジャパン。いやあ、気分のいい試合でした。

サッカーが終わってすぐに、頭の中には設計途中の庭の完成図が浮かびました。これは調子がいい証拠。「ととのいました!」あとは描くだけ。
さんざん考えて、無理矢理ひねり出すようなこともあれば、今回のように描く前から頭の中で完成していることもあります。そして大概はひねり出したプランよりもサラッと描けたプランの方が出来がいいんです。
悩みに悩むか、スラスラ描けるか、その違いは主にぼく自身のコンディションによります。だから、常日頃、極力自分のいい状態をキープしたいと考えながら暮らしています。仕事のために。もしかしたら 仕事そのものよりもこのコンディションづくりの方が主になっているかもしれません。

ぼくにとって、コンディションを良くするために欠かせないのが「言葉」です。睡眠や食事以上に、いい言葉、グッとくる言葉が必要です。・・・おっと、この話は長くなりそうなので、また後日。
さっ、仕事仕事。あとは描くだけ。勝ちが見えた試合って、ひたすら気分いいんだなあ。うん、今日も絶好調!