アプローチの階段を上がったところに門扉があります。

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このように、塀やフェンスがないのに門扉がある仕立て、好きなんですね、開放的で。
スタイルとしてはセミオープンと言います。

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地面の石はブラジル産で、ローズベリーというピンクのものとリリーホワイトという白いのを7対3で混ぜて使っています。
 
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その石を道路から階段、玄関ポーチまでつなげてあります。

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アプローチの素材が途中で変わらないことがコツなんですね。素材数が少ないほどゴージャスに感じるのです。

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門扉を入って右側に立水栓と芝生広場があります。明日はそっちに歩いていきます。



門扉が壊れたので取り替えたいというお客様がご来店くださいました。
娘さんがバレーをやっている方で、5年前、うちの娘が通っていたバレー教室の忘年会(料理持ち寄り)で、得意料理のチャーシュー(昔、チャーシューが評判のラーメン屋をやっていました。いろんなことやってたんです)を作って持っていったぼくをおぼえていて、声をかけてくださったとのことでした。チャーシューの記憶で縁がつながるとは、料理が趣味のぼくにとって、ものすごくうれしい出来事でした。

「今度はどんな門がいいかしら」とカタログをペラペラめくっているときに、ぼくが、「ちょっと唐突ですけど、次は門扉なしでもいいんじゃないですか?」と。
その方の表情がパッと輝きました。そうか!って感じで。

ごくごく一般的な戸建てでは、門扉がなくても何の不自由もない、その方がかえって暮らしやすいというケースが多いのです。「防犯上どうなんですか」と思われるかもしれませんけど、例えば一週間旅行に出かけるとして、玄関ドアは施錠しますが、門扉に施錠する方は少ないのではないでしょうか。オートロックの門扉や、普段から必ず施錠するという方は別ですが。
 つまり、ほとんのど門扉は「思い込み」なのです。家を建てたらアプローチの道路際に門扉があるものだ。その思い込みで、15万から20万、それに付随する塀を含めると30万〜50万円も使うのは・・・。家族全員、一族郎党で一生の思い出になるような上等な料理を食べたり、ちょっとした海外旅行に行ける金額ですからね。それを無くてもいい門扉にかけるって、ね、もったいないですよね。

実際、新築住宅のかなりの割合が門扉のないカタチ「オープンスタイル」です。この傾向、いいと思います。もちろんケースバイケースではありますが、よーく考えると必要のないものに貴重なお金をかけないで、その金額以上の価値を感じるモノやコトに使いたいですよね。

新築を考えている方、業者に勧められるままに門扉やフェンス、さらにカーテンや照明器具や家具や家電をそろえないで「もしそれがなかったら何が困るのかな?」と、ちょっと引いて考えることで、たぶん100万円以上は浮くはずですから、その分を家族の幸せのために、ほんとに有効に使いましょう。新築に伴う打ち合わせのストレス、引っ越しの疲れを癒すためと、新居での暮らし方についての家族会議もかねてゆっくりと湯治にいくとか。もちろんぼくに連絡して、庭に予算を振り分けるのもいい使い方だと思います。

その門扉、ほんとに必要ですか? 15万円。