庭はテラスと芝生のふたつのゾーンに分かれています。
今日は芝生広場に入っていきます。

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芝生広場の入り口に立水栓。

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蛇口は抽象的なヘラクレスです。

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抽象的なヘラクレス、脱力していてとぼけた感じで、なかなかいいデザインですよね。ぼくは好きです。

小池さんちは男の子がいて、男の子はやっぱり昆虫を選ぶんですよねえ。
大人に人気の高い、小鳥やレトロなデザインの蛇口にしたい場合は子供に内緒で選んだ方がいいようです。男の子は昆虫、女の子は金魚や犬を選びます。 

この芝生広場は実はご主人のゴルフ練習場なんですけど、広さ的にあまり思い切ったスイングは・・・。わかっていたんですけど、テラスの奥行きを十分に取りたかったもので・・・。でもご主人はゴルフよりも芝生の手入れに熱心で、良かったなあとホッとしています。ご主人方って芝生にはまるんですよねえ。

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あるご主人の言葉です。

「芝生の状態がぼくの状態なんです」 

わかりますねえ。芝生にしゃがんで無心で雑草取って、肥料や水を与えて、芝刈りして、健康で美しく手入れされた芝生になると、自然と世話した人の心も健康で美しくなりますよね。

芝生広場の奥はキッチンガーデンです。

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今の時期、主役はミニトマト。通路を塞ぐ勢いで成長していました。
他にトウモロコシとシソが植えてあります。夏休みの収穫が楽しみです。 

この芝生広場がパター練習場になるのか、芝生自体を楽しむご主人のメディケーションの場になるのか 、徐々に奥様のキッチンガーデンとして開拓されていくのか、その進化を時々楽しみに覗き見しようと思います。



昨日、タカショーの営業さんが遊びにきてくれました(遊びにじゃなくて仕事に来たのかな?)。いやあ楽しかったなあ。夢を語り理想を語る営業さんがそろっているタカショーという会社、面白い!
(たぶん)営業に来たのに仕事の話をまったくしないで、趣味や家族のことや、地方文化論まで飛び出して、大盛り上がりして、ニッコニッコしながら帰っていきました。もちろんぼくもニッコニコ。設計でこんつめてたときだったので、何だかとってもありがたかったなあ。その後、上機嫌でまた設計ができました。

場を笑顔いっぱいにして去ってゆく


仕事でも、そうじゃなくても、これって見習いたいことです。相手を上機嫌にする。日に何度それができるか、できているかと考えると、どうでしょう。それができるためにはまず自分が上機嫌でいること。
今日は一日、そのことを考えながら過ごしてみます。

書道家で上機嫌研究家の武田双雲さんの言葉です。

うん、結局のところ、人生で大切なのは毎日の機嫌なのだな。

もういっちょう。 

豊かな家庭と人生をつくるのは、仕事やお金よりも、安定した上機嫌。

双雲さん、いいこと言うなあ。