せっかく庭があるのに、夜庭に出ないなんてもったいない!と思うのです。いいですよー、夜の庭。だからプランには必ず照明器具を入れます。照明器具のない庭は、クリープを入れないコーヒーみたいなものです(50歳以上限定)。

今回は5灯のマリンライトを設置しました。

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毎度毎度のマリーンライトです。もう何年もこれ一辺倒。他に山ほど照明器具はあるのになぜこればかり使うのか、というと、好きだからなんですね。愛着がある。このライトを取り付けた「幸せな庭」が増えれば増えるほど、ゲン担ぎもあってこれから離れられなくなりました。
とはいうものの、このライト、性能は決して良くありません。球は切れるし水は溜まるし、結露でガラスの内側が曇るので、山小屋のランプみたいに時々掃除をしなければなりません。
それでもこれを提案し続け使い続けている。そろそろメーカーから表彰されるのではないかと思うほど、横浜中のあちこちの庭で、うちが取り付けたマリンライトが輝いています。

もう言い切ってしまいます。電球の取り替えやガラスの掃除の手間も込みで、このライトがいいんです。楽しいじゃないですか、庭の電球に意識が行く暮し。

この5灯とリビングからもれる光で、夜はこうなります!

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明日から数日、徐々に暗くなっていく夜の庭をご覧いただきます。



蚊が少なくなって、庭にいるのが楽になりました。

夕べは帰宅後に、松虫の声を聞きながら庭のテーブルで、ホットワインを飲みながらひと仕事(家にまで仕事を持ち帰るなんて・・・とお思いの方もいらっしゃるでしょうけど、仕事も遊びも家事も、ぼくの中では同じなのです)。
昼間はカラッと晴れていて乾燥していた空気が、夜には雨を予感させるように、しっとりとして。湿気が好きなぼくとしては何ともまあ、癖になりそうな心地よさでした。