ウッドデッキにチークのガーデンファニチャーを置きました。

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このように、常に椅子・テーブルが配置されていると、圧倒的に「生活空間」になります。デッキに出る時だけ折りたたみのを出すようではなかなかこうはなりません。

雨ざらしでも大丈夫で、時間が経つほどにいい感じになるチークの家具。塗装しなくても耐久性には問題ありませんが、今回はベンチやパーゴラと合わせて塗装しました。

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チークは木が硬くて塗料がしみ込みませんので、キシラデコールというオイルステン塗料を使って、塗っては拭き取って乾かすという行程を3〜4回繰り返して仕上げます。

ここで注意。水性塗料やウレタン塗料など塗膜ができるペンキを塗ると、木が呼吸できなくなって腐食の原因になります。ウッドデッキや縁台も同じです。

いい感じに仕上がってるでしょ。使い込んだアンティーク家具のような風合いになりました。

庭に置く椅子・テーブルは、よく吟味して選ぶべきです。一番は座り心地で、次にデザイン。
中途半端なものを買うと、座り心地は悪いはすぐに壊れるはで、後悔するものです。
実はわが家がそれでした。この仕事をしているのにお恥ずかしい限りなんですけど、けっこう安いのに見た目がいいのを見つけて、それを購入しました。家に届いて、座ったとたんにその座り心地の悪さにガッカリ。妻に「何でこういうの買うかなあ。安いものはそれなりなんだってわかっているでしょ!」と叱られてしょんぼりしました。妻に言われるまでもなく、それを買ってしまった自分自身に、ものすごくガッカリしているのです。

庭は家族の特等席。特等席にはそれに見合う座席が必要です。

お客様の相談を受ければ、座り心地や、それを置いた時の雰囲気なんかを真剣に考えるのに、自分ちのこととなるととたんに思考が甘くなる。いけませんね。