部屋と庭の距離感ということがあります。今日はそのことを。
リビングの外に庭があっても、その庭がリビングと同等の「暮らしの場所」にならない理由のひとつに「段差が大きい」ということがあります。庭に出るときに「よっこらしょ」と声が出るようでは庭は遠い存在、暮らしの外にある場所になってしまいます。
部屋と庭との段差をなくして、庭に行きやすくする方法を考えましょう。
ではどうやったらそれを解消できるか、方法は2つです。庭を持ち上げるか階段を設けるか。
庭を持ち上げるというのは、例えばウッドデッキです。部屋の床と同じ高さで庭に出て過ごせるようになります。
デッキじゃなくても、庭の過ごすスペースを持ち上げてタイル張りにするというのも、グッと庭を近い存在にします。
もうひとつの方法、階段。今回はこっちを選択して設計しました。

リビングの外に庭があっても、その庭がリビングと同等の「暮らしの場所」にならない理由のひとつに「段差が大きい」ということがあります。庭に出るときに「よっこらしょ」と声が出るようでは庭は遠い存在、暮らしの外にある場所になってしまいます。
部屋と庭との段差をなくして、庭に行きやすくする方法を考えましょう。
ではどうやったらそれを解消できるか、方法は2つです。庭を持ち上げるか階段を設けるか。
庭を持ち上げるというのは、例えばウッドデッキです。部屋の床と同じ高さで庭に出て過ごせるようになります。
デッキじゃなくても、庭の過ごすスペースを持ち上げてタイル張りにするというのも、グッと庭を近い存在にします。
もうひとつの方法、階段。今回はこっちを選択して設計しました。

階段を設置するときの注意点は、部屋からの最初の一歩を広くすること。玄関から外に出るときのように、足下を気にせずにパパッと靴を履いて外に立てることが大事なのです。
写真の階段に使っているタイルは30センチ角なので、部屋からの最初のステップが60センチ、次の段の踏みしろが30センチです。
次に、一段の段差(蹴込み)を10センチから15センチ程度にすること。これがあまり小さいとつまづきやすくなって危険ですし、大きいと上り下りがスムーズに行きません。
特に大きい段差は問題ありで、1段が20センチを超えると、とたんに歩きづらくなります。
・・・てな具合でいろいろと理屈を組み合わせながら設計するのですが、これはぼくが唸りながら考えればいいことで、みなさんにお伝えしたいことは「庭を近い存在にする」ということを意識していただきたいということなのです。
実際、多いんですよ、せっかくいい庭なのにそこに行きづらいというケース。


こうして完成してしまうとほとんど気に止まらないことではありますが、実はとても大事なポイントなのです。
お宅のお庭は部屋から出やすいでしょうか?部屋と繋がっている場所として感じられるでしょうか?チェックしてみてくださいね。
オォッ!今日から3月ですね。一昨日は暖かくてジンチョウゲが香り始めたのに、昨日がみぞれまじりの冷たい雨。今日もまた雨。こんな調子でしばらくは三寒四温を繰り返しながら、本格的な春に向かって行くんですよね。
春は、雨もまた良し。ぼくは雪国育ちなので、秋のバシャバシャと凍てつく雨は「また冬がくるんだなあ」と、何となく重い気分になります。でも春の雨は全く逆です。
春雨・・・トキメクなあ。
写真の階段に使っているタイルは30センチ角なので、部屋からの最初のステップが60センチ、次の段の踏みしろが30センチです。
次に、一段の段差(蹴込み)を10センチから15センチ程度にすること。これがあまり小さいとつまづきやすくなって危険ですし、大きいと上り下りがスムーズに行きません。
特に大きい段差は問題ありで、1段が20センチを超えると、とたんに歩きづらくなります。
・・・てな具合でいろいろと理屈を組み合わせながら設計するのですが、これはぼくが唸りながら考えればいいことで、みなさんにお伝えしたいことは「庭を近い存在にする」ということを意識していただきたいということなのです。
実際、多いんですよ、せっかくいい庭なのにそこに行きづらいというケース。

小さいお子さんがキャッキャいいながら庭に飛び出して行けるような、おじいちゃんおばあちゃんがニコニコしながらそれを追っかけて行けるようなスムーズ感。

こうして完成してしまうとほとんど気に止まらないことではありますが、実はとても大事なポイントなのです。
お宅のお庭は部屋から出やすいでしょうか?部屋と繋がっている場所として感じられるでしょうか?チェックしてみてくださいね。
オォッ!今日から3月ですね。一昨日は暖かくてジンチョウゲが香り始めたのに、昨日がみぞれまじりの冷たい雨。今日もまた雨。こんな調子でしばらくは三寒四温を繰り返しながら、本格的な春に向かって行くんですよね。
春は、雨もまた良し。ぼくは雪国育ちなので、秋のバシャバシャと凍てつく雨は「また冬がくるんだなあ」と、何となく重い気分になります。でも春の雨は全く逆です。
春雨・・・トキメクなあ。