庭に居心地のいい過ごす場所を生み出したら、もうひとつ欲張って実現したいことが「夜も楽しむ」ということです。
今回は3灯のライトを設置しました。


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で、夜はこうなります!


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たった3灯の明りで、昼間とは別世界の庭空間が手に入るのです。


「今日の夕飯は外ですよー」というお母さんの言葉に歓声が上がる。子どもたちが寝静まったらふたりで庭に出て、静寂を楽しむ。夏は心地いい夜風で心身ともにクールダウンする。頑張って仕事して、終電で帰宅して、庭でようやく心の戦闘モードを解除できるというご主人もいらっしゃいました。

庭を「過ごす場所」にして、そこを「夜も楽しめる」ようにできたら、暮らしの幅はグンと広がります。そして幸せな時間も。




たった3灯の明りで、真っ暗だった夜の庭が「幸せな場所」になる。
あなたはすでに気がついていると思いますけど、幸せな時間はいつも目の前にあります。扉を開けてそこに入ってゆくかどうかの判断はあなた(ぼく)にゆだねられています。あなた(ぼく)の幸せを決定づけるのは地球上でただひとり、あなた(ぼく)。
その判断力を鈍らせる障害もまた次から次とやってきます。パッと飛び越えてもさらに高いハードルが現れます。それを飛び越えて、飛び越えて、人生は百万メートルハードル。
・・・かな?・・・ちがうんだなあ。

10年前に青木仁志さんというお客様から教わった言葉です。

いわふちさん、人生は眉毛の上3センチで決まりますよ。

そこにあるのは前頭葉です。すべては思考次第なのです。
目の前に現れるのはハードルじゃなくてレールだと思えばいい。障害じゃなくて道しるべだと思って進めば、人生のレールを外れることなく生きていけます。

当時青木さんが書かれた「思考の中に未来がある」という本を、ぼくは夢中で読みました。
その本に書いてあったこと、人生はあなた(ぼく)の思い描いた通りに、口にした言葉通りに展開するということが書かれていました。
ぼくはその不思議を、この10年間、繰り返し繰り返し実感してきました。

いいタイトルですよね、思考の中に未来がある。

じつは最近ひとりの友人が天国へと旅立ちました。いろいろと大変なことも多かった男でした。
「彼の人生、あれで良かったのかなあ。彼は幸せだったのだろうか」と、そう思っては、いやいや大事なのは自分の思考、自分に与えられた時間をどう生きるかだ、ということに思いは移行します。
残った者にできることはそれだけですからね。

さっ、今日も張り切って設計しますよ!