昨日の宿題の答え合わせです。

花って食べられるわけでもないし、何かに便利に使えるわけでもない、お金を出して買って苦労して育てて、そしてただ眺めるものです。幸福感と切り離して考えたら、毎日飛ぶように売れていることの理由が浮かびませんよね。

花は幸せの象徴です。

女性は感覚的ですから、花売り場に踏み入ったとたんにその幸せの予感とか香りを察知して、いきなり幸福感に浸ります。だから表情がウットリして口角が上がる。

 

 

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対して男性は論理的なので「幸せの象徴」を吟味して選ぼうとします。その花の特性、値段、育て方、それに必要な道具や肥料、そういうことをすべて納得してから花を買おうとします。感じるのではなく考えてしまうのです。
男性はそのようにして、休日に花を選ぶときにも仕事と同じく失敗をしないように、考えに考えて、だからしかめっ面になる。
これはもう男の特性です。ですから口がへの字になって眉間のしわが深いほど、その人は家族の幸せを組み立てるために真剣なのである、と言えます。

これがぼくの回答ですけど、いかがでしょうか。



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女性は理屈抜きに、お風呂につかるように、チャポンとすぐに目の前の幸福感に浸ります。女性の興味は「美味しい・楽しい・美しい」がすべてで、そこに至るプロセスなどには一切興味なし。

男性は、そういう女性に幸福感を与えようと、一生懸命に作戦を練って、プロセスを組み立てて、そして真剣になればなるほど難しい面になっていく。
幸せの象徴を目の前にした笑顔の女性としかめっ面の男性、このギャップ、どう思います?



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花選びに限らず、家庭内のあらゆる場面で当然その現象は起こるわけでして、ご主人が理屈で家族の幸せを追求するほど、眉間にしわが寄るほど家庭内の空気がよどんで家族の関係性はギクシャクしてゆきます。旦那様が頑張れば頑張るほど奥様がストレスを溜め込んでいって、そしてある日、ついに大爆発!そんなことがきっとあなたの家でもあるんじゃないでしょうか。・・・あると言ってください!わが家だけだとあまりに恥ずかしいので。

どちらも相手のことを思い、家族の幸せを求めている。でも
笑顔としかめっ面になってしまう。このギャップが日本中の夫婦のもめ事のベースにあるような気がしています。
♪男と女の間には深くて暗い川がある♪と歌ってる場合ではなく、何とかしなければなりませんよねこのギャップ。
ではそれを、どう解決したらいいのか。

はーい、これが今日の宿題でーす。