川村さんちの小物たちをご覧いただきながら。


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朝、幼稚園のバスを待つ一群に出会います。ちびっこたちは常に元気で子犬のようにはしゃぎまわり、お母様方はみなさんにこやか。笑顔率100%で、その中に表情が冴えないお母さんがいたら不自然に感じるほど、その一帯は明るく幸せな空気に包まれています。
バスがきて子どもたちが乗り込み、手を振って見送ったお母さんたちは、解散せずにそこで井戸端会議を始めます。けっこう長い時間、実に楽しそうに会話を弾ませています。
女性ってのは、つくづく話し好きなんだなあと。これがお父さんだと、バスが行ったら「任務完了!」という感じですぐに帰宅しますからね。


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おしゃべりもそうですが、女性は常に楽しむことに積極的です。男から見ると時にどん欲に感じるほど、楽しい時間を欲して暮らしている。これがひとつの女性らしさなんでしょうね。


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そういう女性の楽しむことに積極的、「楽しみたがり屋」という特性は、庭でも発揮されます。というか、それなしには庭は楽しい場所になりづらい。


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住宅地を歩いていて、玄関先や庭に動物の小物や人形を発見すると、ぼくはそこに「女性」を感じます。「ここの奥様は楽しみたがり屋なんだろうなあ」って、お会いしたこともないのに、おしゃべり好きな奥様の笑顔が浮かんできて、気持が柔らかーくほぐれていきます。
プランターアレンジもそう。
昨日、以前ブログで紹介した藤井さんちの前を通りました。庭を覗くと奥様お得意のみごとな鉢植えがいくつもあって、まだ草花のボリュームが少ないこの時期に、藤井さんちの庭にだけ春が先回りしてきたような感じでした。その鉢植えの美しさから、冬の間も庭を楽しんでいた様子が伝わってきて、ものすごくうれしくなりました。


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男にとって、女性の「楽しみたがり屋」という特性はほんとにありがたいです。
昨日の「笑顔としかめっ面」のつづきですけど、女性のみなさま、思う存分楽しんでください。旦那の機嫌など一切気にしないで、楽しいことに夢中な一日を過ごしてください。不機嫌な顔をしている旦那さんに付き合う必要などないのです。ご主人は笑顔を絶やさない「楽しみたがり屋」のあなたに感謝しながら、(不器用にも)しかめっ面で理屈をこねているだけで、願っているのはあなたの幸せなのですから。間違いない!そうじゃなかったら、不機嫌な顔なんてしませんよ。


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港南台店に庭の相談に来られたお子さん連れの若いお母さん、どうも表情が冴えないので、庭の話もそこそこにあれこれうかがったら、どうやら育児のストレスとご主人の不機嫌が負のスパイラルになって(よくあることです)かなり疲れている様子でしたので、数日かけてこの話題を書きました。きっと読んでくれていると思います。

「◯◯さん、庭は二の次三の次、まずあなた自身が笑顔を取り戻すことですよ。子育ての苦労は過ぎてみればすべて楽しい想い出になります。ご主人もまだ新米亭主ですから、力が入ると理屈っぽくなるのです。大丈夫、今はまだしかめっ面しかできないご主人も少しずつ少しずつ成長して、やがてあなたが望んでいるように、あなたが深刻な相談を持ちかけてもドンと構えて、ニコニコ笑っている人になりますよ。ちょっと長いスパンで捉えれば、すべてはあなたがイメージした通りになっていくのです。大丈夫!だと思えば大丈夫になる。笑顔ですよ、楽天的な笑顔。ニコッと笑ってみてください。子どもたちはすぐに、あなたの笑顔に共鳴してくるはずです」


女性のみなさま、旦那のことはほっといてもいいので、堂々と、女性らしく、「美味しい・楽しい・美しい」を追求しましょう! 
あなたがとびきりの笑顔でいることが、すべての問題をいい方向へと導くのです。