時々、気持が息切れします。
そういうときには身体を動かすことにしています。気持が疲れたら身体を活性化させて、身体の元気さに気持を同調させていくのです(実は昨日がそれで、自宅の芝生を張り替えて、情けないことに今朝は心地よく全身筋肉痛です)。あと、徹底的に寝るとか、バランスのいい食事をするとか、本を読むとか、とにかくあらゆる手を使ってへたった気持のリカバリーをします。
もしかしたら日々の仕事以上に、こうして気持のコンディションを整えることの方に時間を使っているかもしれません。

もしぼくに、息切れしない強靭さがあったら・・・。考えると怖くなりますよ。きっと突っ走って突っ走って、そのまま倒れるまで走り続けるに違いないからです。だから「よかった〜弱っちくて」と思うのです。弱っちいからこうして生きていられる。
そう思いながら、反面、狂ったように走り続けてみたいなあと、そうしない限り生み出せない世界があるんじゃないかと、気持の裏側でそんな自分も思い描いています。

気持が息切れしたときに、繰り返し見ている動画があります。「プロフェッショナル・仕事の流儀」の井上雄彦さんの回です。ちょっと長いんですけど、時間のある方は再生してみてください。4分割の最後の章をアップしときます。


  

井上雄彦に惹かれる、ぼくの中の「恐ろしい自分」。

井上さんは地震のあと、ひたすら絵を描き続けたそうです。その絵が話題になって、いろんなミュージシャンがコラボしています。


 


 





表現者って、すごい。


さあ、気力が満ちてきました。今日も夢中で設計します。