ティータイムを楽しみながら「子どものお友達が遊びにきて、よくここで将棋をしてるんですよ」というお話をうかがっているところに、その友だちがやって来ました。


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さっそく将棋盤を持ち出してきて、対局の始まりです。


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庭で将棋、懐かしい気持になりました。
ぼくもこの子たちと同じくらいの頃、縁側で当時は同居していた叔父たちと将棋をしたものです。負けると悔しいんですよねえ。弱いから負けるんだけど、相手が飛車角抜きでも、手加減されても、それでも勝ちたかったなあ。


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負けるとほんと悔しくて、よく泣いていました。ビービー悔し泣きするのに、でもまたやりたい、そして勝ちたいのです。勝つための手を祖父から伝授されてはまた叔父さんと対局していました。将棋で育つのはパズル脳とともに「悔しさ」と「負けん気」なんですよね。


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弟くんはちょうどその時期のようで、時々悔し泣きしているそうです。いいぞいいぞ、そうやって男の子になっていくんだ。

休日には他のお友達も遊びにきて、ご主人も一緒に、みんなでバーベキューをするそうです。
男の子が集まるのでその食欲はただ事ではありません。ハナマサで買ってきた焼き鳥50本があっという間になくなって驚いたそうです。

別の日にはこんなこともあったそうです。遊びにきた幼稚園生の子がこの庭を観て「いい庭だなあ・・・」と、しばらくボーッとたたずんでいたとのこと。子どもに評価されるのは心底うれしいなあ。


庭での名人戦を遠くから眺めるおかあさん。


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いいシーンですよね。
一枚の写真、これだけでもこの庭は大成功!ほんとによかったと思いました。・・・うん、いい写真です。