では庭に入っていきます。


Before 4
ビフォー4

After 4
アフター4



どうですこれ、いいでしょう。同じ庭とは思えませんよね、と自分でもビックリ仰天。
ビフォーが冬でアフターが春なので、なおさら庭がイキイキとして見えますね。



Before 5
ビフォー5

After 5
アフター5



オースロラリアレンガと青いパーゴラと白いパネル、この色の組み合わせが今回の大きなポイントでした。
色を使いこなすって、慣れないうちはどうしても臆病になってしまって、ついつい無難な暖色系、タイルはベージュで木材なら茶色とか、そういうことになりがちですよね。色選びに迷って、迷いに迷って、 でき上がると風景全体がベターッとしてしまうことがあります。



Before 6
ビフォー6

After 6
アフター6



庭の背景となる他の家の外壁やブロック塀、庭を構成する植物など、ナチュラルで中間的な色合いのベーシックカラーの世界に、青、赤、オレンジなどの原色に近い色を差し色として入れ込むことで、風景全体がイキイキとしてきます。



Before  7
ビフォー7

After 7
アフター7



そうは言っても、いざパーゴラを何色にしようかというときに、なかなか赤や青を選択するのは勇気がいります。
無理は禁物、少しだけ冒険をしてみる。
庭だけではなく、洋服、インテリア、食器など、何度もそれを繰り返すうちに色を使いこなすことに慣れてきます。「失敗したら、買い替えるとか塗り替えるとか、やり直せばいいんだ」くらいの感覚で行きましょう。






この、色の話、繰り返しの日常に差し色(非日常)を施すと、暮らしがイキイキとする。そんなふうに考えるのも楽しいですよ。コーヒー豆を奮発して上等なマンデリンにしてみるとか(いつもは一番安いUCCのお得袋です)。
今朝、庭のすいれん鉢にメダカが泳いでいました。昨日妻が昼食を節約して買ってきたとのこと。わが家で初の水生動物です。
初めてのことなのでこれは非日常。ツンツンと泳ぐメダカを眺めながら、意識は幼い日の川遊びにワープしました。妻の突飛な差し色行動で、意識は夏休みの少年に戻りました。

ベーシックカラーに差し色、日常に非日常のアクセント、楽しいです。