庭のあちらこちらに、かわいらしい小物がありました。



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これ、すっごくいいですよね。お嬢ちゃんたちが小鳥が好きだということで、買い集めたうちのひとつだそうです。プクッと膨らんで寝ている様子、たまりません。

他にもいろんなのがありました。



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街を歩いていて「庭にこれ欲しいなあ」って花や小物が目にとまる、楽しいことですよね。
そんな気持ちで暮らしていたいものです。



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これ、3センチほどのジョーロです。よく見つけましたねえ。「借りぐらしのアリエッティ」の世界です。



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この小人は身長4センチ。
きっとお嬢ちゃんたちのイマジネーションは、白雪姫になって草花の中を駆け回るんだろうなあ。



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大人には注意深く探さないと見つけられない小物たち。
でも、考えたらこれらを買ったのはお父さんかお母さんなんですからね。素敵ですねえ、そういう感覚。
家族に小さい子がいると、大人の感覚も子ども時代に戻ることができるってことですね。



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地べたにしゃがんで、お嬢ちゃんたちの目線で撮影してみました。
ぼくも、しばし子どもに戻ることができました。






お子さんの写真を撮るときに、しゃがんで、ローアングルで撮ってみると楽しいですよ。上から見下ろすのではなく、同じ高さで子どもを見つめると、子どもがちゃんとひとりの人間に見えます。ものすごくかわいらしい人間。
それと子どもが普段どういう景色を見ているのかが、しゃがんでみて、初めてわかるものです。
花壇の花を真横から見ると、気分はアリエッティ。

子どもと話すときにしゃがむクセがついているお母さんて、いいなあって思います。


ついでに、もうひとつ撮影のテクニックを。

逆光で撮ること。

カメラ撮影の基本は「撮影者が太陽を背中にして、光が射す方向から被写体を狙う」と言われています。これは逆光だと露出調整が難しいからです。
しかしそれは昔の話。今はやたらに高性能になっていて、カメラ任せで十分にいい露出が得られますので、ぜひ逆光で撮影してみてください。
人物でも風景でも、被写体の背後から光を受けている状態の方が何倍も美しいのです。 

さらにもうひとつ。これはちょっと専門的なことになりますが、シャッターの絞りを開いて撮る。

絞りを開くほど背景がボケます。
どうやったら開けるのかはカメラによって違いますので、カメラ店に行ったときに店員さんに訊いてみてください。

お子さんを撮るときには、しゃがんで、太陽に向かって、絞りを開いて撮る。
そうすると髪の毛のアウトラインと背景がキラキラと輝いて、まさに天使のように写りますよ。


デジカメになってからフィルム代を気にせずに写せるようになりました。
いつもカメラを持ち歩いて(最近は携帯で撮るんですかね)思う存分写しまくりましょう。
長年写真をやっている感覚で言うと、50枚に1枚くらい、グッと来る写真が撮れますよ。うん、そんなもんです、50枚に1枚。だからバシバシ撮りまくりましょう。