昨日の「桃栗三年・・・」は昔から知っている言葉でありながら、今は感慨深いものがあります。
それは、何かを思い続けるということ。思い続け、願い続け、でもそれは魔法のように今すぐには実現しないし、冷静に考えたら実現不可能のようなこと。それでも思い続けるということ。

ぼくにはいつも「強く思うと壊れてしまう」という恐怖に似た感覚があります。
若い頃にさんざんそうしてきたからだと思います。強く思いすぎて自らそれをたたき壊してしまった経験、きっとあなたにもあると思います。なんでもっと大切に、柔らかく持ち続けなかったんだろうって。
「桃栗三年」は、あせらないこと、あせってみたって時期が来なければ実は生りませんよということです。その日を楽しみに、根を張り、幹を太らせて過ごしなさいと、そういう言葉として響いてきます。
夢みたいなこと、でもそれを実現しないと人生を完結できずに悔いを残してしまうようなことって、ありますよね。どうやったらそれが出来るのか、今は皆目見当がつかないけど、もしそれが出来たら最高だよなあということ。

あわてることはない。今はゆったりと、根を張り幹を太らせることに専念すればいい。時期がくれば実は生ります。

願望成就、目標達成、夢実現をあせるとろくなことにならない。何度もそれで失敗してから気付くことかもしれません。でも、諦めない。ゆっくりでいいから、それを懐に、やわらかく大切に持ち続けること。

こういうことを考えるときに浮かぶ言葉があります。

人生にはたくさんのどうでもいいことと、数少ない大切なことがある。

まったくその通りですよね。日々たくさんのどうでもいいことに煩わされます。
ちょっと庭に出て、考えてみましょう。あなたにとっての「数少ない大切なこと」ってなんですか?
そこに向かいましょう。それを
柔らかく、大切に持ち続けましょう。
「ちょっと庭に出て」がポイントなんですよ。部屋の中には「たくさんのどうでもいいこと」が渦巻いていある可能性が高いので。
庭はそういう意味では「非日常」なのです。リゾート地に行ったような、日々の雑事から解放されて、
心がリラックスして、まっさらな自分に戻れる場所。



では、きのうの続きです。


 
エレガンテシマ
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最も多く植えられているコニファーです。
これから2月中に、霜に当たって葉が茶色くなります。でもそれは枯れたわけではないのでだいじょうぶ。4月には回復して目に眩しい輝くような葉色になって、春を告げてくれます。




ヤマボウシ
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この実、食べられるそうです。撮影しながら「後でもらって帰って食べよう」と思いながら、夢中で写してるうちにすっかり忘れてしまいました。



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アボガドをほんのり甘くしたような味だそうです。ジャムや果実酒にもするとのこと。今度見つけたら必ず、一粒口に放り込んでみようと思います。 



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冬に赤い実、きれいです。庭がパーッと華やいだ雰囲気になります。



続きはまた明日。

今日はテミヤンライブです。月に一度の波動調整、「ちょっと庭に出て・・・」みたいな時間を過ごせます。あなたも行ってみませんか。