ここでもう一度、庭のビフォーをご覧ください。



ビフォー5
 


このワイルドな庭が、古澤さんちの子どもたちには最高の遊び場だったといいます。駆け回り、泥遊びをし、昆虫や植物に夢中になり、この庭が彼らのお気に入りの場所、大きく言うと、宇宙だったということでしょう。
その子どもたちがまたすごくいい感じに育っていて。ぼくは自分の子育てが、東京の庭のない環境だったことを少し悔やみました。こんな仕事をしているのに、当時「子どもにとっての庭」ということを、それほど重大に思っていなかったということです。
今はハッ切ると思います、子どもには庭が必要です。土、植物、昆虫、風、光、そこで過ごす時間で培われることが、その子の根っこになるのです。

元気で興味津々に瞳を輝かせる子どもを見ると、ほんとにうれしくなりますよね。
その子たちの成長に寄り添ったこの庭、見た目とは関係なく、最高の庭です。


この庭の設計をしている段階で、もし庭が完成してブログで紹介することになったら、それに合わせて1冊の本のことを取り上げたいと思っていました。



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センス・オブ・ワンダー / レイチェル・カーソン(上遠恵子 訳)新潮社版


 帯にはこう書いてあります。


子どもたちへの
一番大切な贈りもの

 
美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性〔 センス・オブ・ワンダー 〕を育むために、子どもと自然を探検し、発見の喜びに胸ときめかせるーーー 

子どもと一緒に出かけてみましょう。
自然は、嵐の日も、おだやかな日も、
夜も昼も、憂鬱そうに見える日も、
子どもたちへの、一番大切な贈りものを用意しておいてくれます。
「沈黙の春」の R・カーソン 最後のメッセージ。



明日から数日、古澤さんちの草花をご覧いただきながら、この本、センス・オブ・ワンダーについて書き進めようと思います。