土日の相談会、楽しかったー。
また新たな出会いがたくさんあって、それぞれの方にそれぞれの家と庭があって、そして人生があって。
そう、人生。

庭の話をしていると、その土台に人生があることに気付きます。

幼い日の庭の思い出を再現したい、子どもを庭で遊ばせたい、仕事で疲れ切っている旦那さんに庭に出てもらいたい、花と野菜を育てる暮らしを始めたい、犬とお孫さんと一緒に庭で過ごしたい、など。
どの人も、庭を使って、庭をきっかけにして、暮らしをよりよく組み立てようと思っているんですよね。

庭は植物園ではなくて、庭の主役は自分たちなんだと思えていることのすばらしさ。

ここがひとつ目の分岐点なんですね。「庭の主役は人」、それに気付いた人だけに、庭は語りかけてきます。

けっこうブログ読み込んでから来られる方が多くて、以前に比べると、出会い頭に意思疎通ができて、一緒に同じ方向にイマジネーションを広げていけるようになりました。ブログの思わぬ効用です。
自分ちの庭のことじゃなくて、前に書いたブログの記事に共感してくれる人や、「ノアちゃんと子犬がかわいいのでもっと写真を載せてください」とか、「いいですね、奥さんとラブラブで」とか、初対面なのに旧知の仲のように話しかけてくれる人もいて、不思議な楽しさを感じた2日間でした。
ご来店くださった皆さん、ありがとうございました。
それぞれの庭が、あなたの暮らしにいい感じに作用していくことを願っています。

そんな願いを込めて、来てくださったすべての人に話したことをもう一度繰り返します。

庭はあなたを映します。

庭が良くなれば、あなたも家族も良くなります。

庭は家族の幸せのためにある場所です。



毎日これを読んでくれているというかわいらしい奥様が、こんなうれしいことを言ってくださいました。
「いわふちさんのブログ読んでると、今日も楽しまなきゃなあって思えるんですよね」。
いやほんとうれしかったです。ぼくはその人をハグしたくなりました。・・・しなかったですけど。

昨年から(震災以降)いい出会いが続くなあ。こんな幸せな日が来るなんて、20年前のぼくは思ってもいませんでした。
20年前も、今も、やっていることは同じ。ただひたすら庭のことを考えているだけなんですけどね。
ばっかみたいに、あまりにしつこく考えつづけているので、神様がご褒美をくださったのかもしれませんね。ありがたいことです。


ではルーティン。今日は矢嶋さんちの樹木をご覧いただきます。



ライラック
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ドウダンツツジ
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ムクゲ ・ ツゲ
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 カボス
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アンズ
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キンモクセイ
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これらはもともと植わっていた木です。
どの木にも、ご家族の思い出がたくさん詰まっています。だからできるだけそれを残したままで設計しました。

家族と一緒に、家族の成長を見守りながら育ってきた木は、家族同然の存在。

そういう木がある庭って、できたてほやほやの庭では感じられない温もりがあります。庭に家族がいるわけですからね。元気に、四季折々に表情を変えながら、いつも庭で微笑んでいるような木。
我が家で言うとジューンベリーがそうです。まだ植えて2年ですが、毎朝毎晩その木と会話していますので、すっかりぼくの家族になっています。

今回のリフォームで、矢嶋さんちの庭に新たな家族が加わりました。



シマトネリコ
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レンガ塀の内側に植えました。1年中艶やかな緑を見せてくれます。



ジューンベリー
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こちらは塀の外側に植えました。室内に季節感を届け、テラスを彩りつつ、その外のガーデニングエリアを意識させる役を果たしています。



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撮影時、ちょうど花が咲いていました。



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現在はこの花の数の実が生って、赤く色づいていることでしょう。 

シマトネリコとジューンベリー、この2本ならきっとい楽しい存在として、矢嶋さんちの家族として迎え入れてもらえることでしょう。






さてと、新たな出会いによろこんでばかりはいられません。設計が溜まりに溜まっていますので、また熱中します。
前進あるのみ!充実の毎日です。