庭に居場所をつくる、庭を居場所にする、庭が暮らしの場所になるということをあなたは目撃しました。
まあ言ってしまえば、常連さんのあなたはこのブログで何度も目撃しているわけですが。
でもあえて、もう一度、ちょっと強めに言いたいことです。

「眺める庭から過ごす庭へ」というパラダイムシフトは、あなたの人生を変えます。



Before
ビフォーA

After
アフターA
 


多くの人にとってどう扱っていいのかわからないままになっている庭。そこをどうにかするという発想すら浮かばないままに、暮らしの範疇から追い出されている庭。文句を言いながら雑草取りばかりしている、厄介な場所になっている庭。
そもそもそういうモヤッとした場所を抱えながら暮らしていること自体が、あなたにブレーキをかけているということに、気付いてほしいんだなあ。



Before
ビフォーB

After
アフターB
 


ウインドサーフィンの走り出しで、まだボードの大半が水中にある状態だと、いくらセイルに風を入れて踏ん張っても前進しません。そのまま耐えて、バランス保ちながらグッと我慢していると、徐々にボードが浮き上がってきて水から抜ける。その瞬間から途端に前進が始まります。
そのグッとこらえている状態のことを「ゴミ袋を引きずって走ろうとしているみたいだ」と言った人がいましたが、まさにそんな感じです。いくら意識が先行しても、視線は遥か沖合に向いていても、ボードが動いてくれない。
眺めているだけの庭、ステキな風景になっていれば、まあそれはまだ良しとしても、あってもなくてもいい庭やあることでストレスを感じている庭を、そのまま引きずりながら暮らすことは、実はあなたの推進力にブレーキをかけています。

気に入らない庭をそのままにしているようでは、幸せに暮らすのは至難の業。

主婦のみなさんならピンとくるんじゃないでしょうか。ゴミ出しをさぼってしまって、勝手口の外やベランダの隅に袋が積み上がっている状態とか、たたんでいない洗濯物の山とか、流しに食器が残っているままだと、なぜか気分が上向きませんよね。それを先に片付けない限り、何をやっても調子が出ない、うまくことが運ばないということを実感していると思います。それと同じことなんですよ。



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だれも水上を歩くことなんて考えないと思います。忍者みたいに、地面を歩くように水の上を歩くという、その考えもしなかったことが、あるバランスを得ることで現実のこととなる。ウインドサーフィンの最大の楽しさって、ここなんです。

ハイハイしていた赤ちゃんが、つかまり立ちができるようになって、・・・来るぞ来るぞ、・・・がんばれー、・・・、・・・ほら、歩けた!という瞬間。
風のパワーを使って人が水上を歩けるようになるその瞬間の感動。
プロになっても、この走り出しの感動を感じるそうです。何千回繰り返しても感じるこのトキメキ。
人の無意識の範疇に、ハイハイから、初めて歩いた時の感動が刻み込まれているから、人は何度でも立ち上がる人生を送れるのかもしれませんね。

ウインドの走り出し、赤ちゃんの歩き出しの様子からわかることがあります。

立ち上がるときに必要なのは、ちょっとの我慢とバランス。いいバランスをつかまえればさほど苦労せずに立てるようになります。



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もうひとつ、大事なコツがあります。なぜ赤ちゃんは立ち上がって二足歩行するようになるのか。なぜウインドサーフィンで水上を移動できるようになるのか。

立っている人がいるから、自分も立とうと思う。

そういうこと。赤ちゃんは周囲の大人が立って歩いているから、自分もそうしたいと思うのです。オオカミに育てられたら大人になっても四つん這いですからね。
話を庭に戻すと、こういうことになります。

庭を楽しんでいる人の暮らしにウットリする。そこからあなたの幸せな暮らしが始まります。
あなたがウットリする人のバランス感覚を観察して、それを真似ればいい。
真似るは真似ぶ、学ぶの語源です。




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いいなあと思う人のことを真似しているうちに、水の上に立てるようになるし、赤ちゃんは歩けるようになる。
そうやって歩き出した後には、さらなる怒濤の感動が待っています。赤ちゃんで言ったら、歩いていった先に笑顔爆発のお母さんが両手を広げて待っていてくれます。
ウインドで言うと、浮き上がったボードと水面の間にハイドロプレーニングが起こって、一気に滑り出します。クラクラするような興奮を覚える至福の時です。



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「眺める庭から過ごす庭へ」というパラダイムシフトが、あなたの人生を変えます。
そのことを伝えたくて、どうしてもあなたに気付いてほしくて、いろんな例え話をしています。
庭の魅力と重要性を力一杯語ったり、庭が息を吹き返す様子や、
幸せに暮らす人たちの庭をご覧いただいたり、ぼく自身が毎日庭に出続けたりしながら。

わかる人にだけわかってもらえればいいなんて、ぼくは思わない。

これは書道家の武田双雲さんの言葉です。
まったく同感。



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はい、とりあえず立ち上がってみましょうか。つかまり立ちでいいので。
立てましたね。じゃあ次はこっちを見てください。
はい、じゃあ、いいですかあ、手を離してみなしょう。
いっちにいのさん、はい!
こっちですよお、こっちこっち!

いやほんとに、あなたにも歩き出してほしい。

庭を良くすると、ほんと、その先にすごいことが待っているんですよ。

ほんとなんですってば。






さてと、今日もこの思いを伝えたい人に向けて、ガッツリと、全力で、「過ごす庭」を思い描きます。
今朝はなんだか、力んでるなあ。意欲満々。いい状態です。