ぼくは元来「熱しやすく冷めやすい」の典型で、ひとつのことをコツコツと継続してゆくことが苦手でした。
父の名言があります。
握りこぶしで始めたことは、続いたためしがない。
これは、何でも興味を持つと、そこに向かってまっしぐらなのに、勢いがあるのは最初だけですぐに失速してしまうという、飽きっぽいことこの上なかった中学生のぼくへの言葉でした。
けだし名言。振り返ると、そのころのぼくは全くその通りでした。
強い決意で(のつもりで)よしっ!と握りこぶしで始めたことって、なかなか長続きしませんよね。きっとぼくだけじゃないと思うのです。ダイエットとかね。

長続きしないことの一因として、最初の勢いが強すぎるということがあります。これは、飽きっぽかったかつての自分を振り返っての実感です。
スタートダッシュでスピード上がってるもんで、ちょっとした障害物に引っかかっただけで大転倒してしまうし、すぐに息切れしてきて立ち止まってしまう。
特に若いときって、そんなことの繰り返しですよね。

「もっと!」という欲求は必要です。それ無くしては、夢を叶え続けながら、幸せを積み重ねてゆく人生などあり得ない。
でも、いくら「もっと!」と思ったとしても、目標や夢に向かって歩き続ける持続力がなかったら、やはり、夢の実現はありません。
父の指摘通りに「熱しやすく冷めやすかったぼく」は、ある考え方を持ってから、「熱しやすく冷めづらい人」になりました。 すぐに夢中になる熱しやすさはそのままに、その熱を維持したままで、何年でもそのことに熱中し続けていけるようになったのです。

ヒラメキやトキメキは、いったん懐にしまって、大事に温めてみる。
何かにワクワクってしたとき、いったん懐にしまうのです。
いきなり走り出さずに、そのワクワクを懐に入れて、大事に大事に包み込むようにして。
そうやってから、ゆるりとスタートを切る。
ゆっくりと、じっくりと、草花が育つくらいのスピード感覚がいい。
草花の生長、それが地球のリズム感なのです。
いつもむやみに突っ走っていたら、地球との呼吸が合わなくなって、必ず転けます。

毎日庭に出て、花ガラを摘んで、雑草を引っこ抜いて暮らしている人は、ガリガリガツガツしていませんよね。
庭の植物が、人のスピード感覚を調整してくれる。それが癒されるということ。
トキメキを感じたときにわき上がってくる「もっと!」という気持ちを、庭にいるときの気分で、やわらかく変換して、懐に入れて温める。

庭を楽しむ賢人たちは、例外無く、心の内に熱い思いを持って暮らしています。行きたいところ、会いたい人、食べてみたいもの、将来への構想、夢と好奇心があふれています。
だけどその人たちの表情に、ギラギラしたものはなく声もおだやか。いつも、それこそ庭の花のような笑顔のままです。
その笑顔から発見した「幸せへの扉」、懐に入れて温める。
庭にいて、庭を感じて、庭のリズムとスピードで暮らすことが、「熱しやすく冷めづらい人」になるコツです。

そのコツをつかめば、あなたは、笑顔のままで夢を実現してゆく人になれます。
ヒラメキやトキメキを見つけ出してはニッと笑う。
それを懐に入れて、フフッと笑う。
懐の中でワクワク感が膨らんできて、あなたは笑顔が止まらなくなります。
その笑顔が、あなたを夢へと近づけます。

さっ、庭に出ましょ!
父の名言があります。
握りこぶしで始めたことは、続いたためしがない。
これは、何でも興味を持つと、そこに向かってまっしぐらなのに、勢いがあるのは最初だけですぐに失速してしまうという、飽きっぽいことこの上なかった中学生のぼくへの言葉でした。
けだし名言。振り返ると、そのころのぼくは全くその通りでした。
強い決意で(のつもりで)よしっ!と握りこぶしで始めたことって、なかなか長続きしませんよね。きっとぼくだけじゃないと思うのです。ダイエットとかね。

長続きしないことの一因として、最初の勢いが強すぎるということがあります。これは、飽きっぽかったかつての自分を振り返っての実感です。
スタートダッシュでスピード上がってるもんで、ちょっとした障害物に引っかかっただけで大転倒してしまうし、すぐに息切れしてきて立ち止まってしまう。
特に若いときって、そんなことの繰り返しですよね。

「もっと!」という欲求は必要です。それ無くしては、夢を叶え続けながら、幸せを積み重ねてゆく人生などあり得ない。
でも、いくら「もっと!」と思ったとしても、目標や夢に向かって歩き続ける持続力がなかったら、やはり、夢の実現はありません。
父の指摘通りに「熱しやすく冷めやすかったぼく」は、ある考え方を持ってから、「熱しやすく冷めづらい人」になりました。 すぐに夢中になる熱しやすさはそのままに、その熱を維持したままで、何年でもそのことに熱中し続けていけるようになったのです。

ヒラメキやトキメキは、いったん懐にしまって、大事に温めてみる。
何かにワクワクってしたとき、いったん懐にしまうのです。
いきなり走り出さずに、そのワクワクを懐に入れて、大事に大事に包み込むようにして。
そうやってから、ゆるりとスタートを切る。
ゆっくりと、じっくりと、草花が育つくらいのスピード感覚がいい。
草花の生長、それが地球のリズム感なのです。
いつもむやみに突っ走っていたら、地球との呼吸が合わなくなって、必ず転けます。

毎日庭に出て、花ガラを摘んで、雑草を引っこ抜いて暮らしている人は、ガリガリガツガツしていませんよね。
庭の植物が、人のスピード感覚を調整してくれる。それが癒されるということ。
トキメキを感じたときにわき上がってくる「もっと!」という気持ちを、庭にいるときの気分で、やわらかく変換して、懐に入れて温める。

庭を楽しむ賢人たちは、例外無く、心の内に熱い思いを持って暮らしています。行きたいところ、会いたい人、食べてみたいもの、将来への構想、夢と好奇心があふれています。
だけどその人たちの表情に、ギラギラしたものはなく声もおだやか。いつも、それこそ庭の花のような笑顔のままです。
その笑顔から発見した「幸せへの扉」、懐に入れて温める。
庭にいて、庭を感じて、庭のリズムとスピードで暮らすことが、「熱しやすく冷めづらい人」になるコツです。

そのコツをつかめば、あなたは、笑顔のままで夢を実現してゆく人になれます。
ヒラメキやトキメキを見つけ出してはニッと笑う。
それを懐に入れて、フフッと笑う。
懐の中でワクワク感が膨らんできて、あなたは笑顔が止まらなくなります。
その笑顔が、あなたを夢へと近づけます。

さっ、庭に出ましょ!