庭を楽しむ賢人たちは、起き抜けに庭に出ます。いつまでもグズグズと布団に潜っている人はいません。
アンケートを取ったわけじゃないんですが、お話しをしていたらわかります。
庭を楽しむ人は、みな早起き。
そして目覚まし時計を使わないで起きています。これについては何人かの方に確認しました。
目覚まし時計を使わなくても目が覚めるということは、つまり、睡眠が自然なのです。
ということは、必然的に早寝ということになります。
早寝早起きで、目覚まし時計を使わずに起きる。

ある程度の年齢になると、早く目が覚めるようになってきます。それを「眠り続ける体力がなくなってきたからだ」と老化現象のように言う人もいます。
そういうこともあるのでしょうが、でも、「起きることが楽しみ」ってこともあるのです。
それは老化ではなくて若返りです。小学生が遠足の朝に早く目が覚めるみたいな感覚ですから。
楽しみで、もったいなくて寝てなんかいられないという感じ。
今日が楽しみで早く目が覚めたら、必ずいい日になりますよね。
誰もがため息をつくほど、美しく、庭を花で埋め尽くしている奥様の言葉です。
庭の花ってね、忙しい人ほどたくさん咲かせるのよ。忙しい人ほど本を読むのと同じ。
「私なんか会社行って仕事してるし、子どもと主人のお弁当作ってるし、おばあちゃんの介護もしてる。だから朝4時に庭に出て花の手入れをしているの。まだ暗いうちから庭にいるってね、夢の世界にいるみたいですてきよ。花ガラ摘んでるうちにだんだん明るくなってきて、鳥が鳴き出して、日が昇ってきて。そうやって過ごすとね、その日一日気分よく頑張れるんだから。庭がなかったら、わたし、とっくに音を上げてギブアップしてるわよ。庭があるから頑張れるの」。
その奥様は、たくさんのお友だちに慕われ、尊敬され、目標とされながら、毎日エネルギッシュな笑顔で暮らしています。
見たことないですけど、たぶんまだ暗い庭にひとりでいるときも、笑顔で水やりしてると思われます。そういう方なのです。まわりに誰もいなくても笑ってる人。
庭にいるときには、その奥様じゃなくても表情は柔らかくなります。
庭では、なかなか仏頂面はしていられないものです。
これもまた庭の魅力。
庭に出ると、自然と口角が上がり、表情筋が和らぎます。
毎朝庭に出るようになると、顔つきまで変わってきます。これ、何度も目撃していることです。

庭で朝ご飯を食べてから仕事に行く、というご主人もたくさんいらっしゃいます。
設計するときにはいつも「夜の庭を楽しむ」ことを織り込みます。「今日の夕飯はお庭よ」というお母さんの声に、子どもたちの歓声が上がるというイメージです。
そういう庭をつくったお宅のご主人が、後日、けっこうな割合で同じことをおっしゃています。
庭で朝ご飯食べるようになった。最高!もう止められないよ。
早起きして(冬なんかまだ真っ暗なうちに)、庭に出てコーヒー飲みながら新聞読んだり朝食をとったりした日は、満員電車も苦にならないし、仕事がすごくうまくいくと言います。

これは、実際に何日かそうしてみたらわかります。そしてこう感じるはず。
朝庭に出ると、波動が上がる。
ぼくはそのことのすばらしさをお客様に伝えるために、こんな例え話をします。
庭で朝ご飯食べるって、スキー場に行ってリフトを乗り継ぐんじゃなくて、ゴンドラで一気に頂上まで行った感覚なんですよ。いち日を思い通りのコース取りで、自由自在に滑り切ることができます。
ほんと、そんな感じ。ついでに「庭で朝食すると、調子よく(チョウショク)なる」って言っては滑っています。
医学的にも、朝庭に出ることで、調子が整うことがわかっています。
目覚めたらすぐに庭に出て強い光を感じることで、目の奥にある視交叉上覚にある体内時計がリセットされ、セロトニンの分泌が促されて、心身ともに活発に、バランスのいい状態で一日を過ごすことができます。
これは睡眠研究の第一人者である根来秀行医師の本「眠っているうちに病気にならない体をつくる本」に出てくることです。
セロトニンとは「幸福ホルモン」とも呼ばれるもので、良好な日中の活動に欠かせないものです。
そしてもうひとつ、それと対のこととして、こんなことも関係してきます。
早起きしてちゃんと目覚めることで、夜にセロトニンとバトンタッチするようにして出てくるホルモン、メラトニンの分泌も順調になります。
メラトニンは、睡眠中に記憶の整理整頓と身体の修復作業をしてくれるもので、これが滞ると、あっという間に心身に変調をきたしますので、要注意。
まあ、お医者様に言われるまでもありません。
早起きは3文の徳。
そういうことです。
それは、あなたのまわりの絶好調な人を観察すれば、すぐにわかりますよね。たぶん、全員早起きなはずです。
ぼくも妻も、そういう人たちに倣って、いつのまにか早起きになりました。5時には起きて庭に出ています。
早起きして庭に出る習慣。これもまた、庭の賢人たちからぼくが学んだ「幸せへの扉」です。
朝からスッキリ目が覚めて、庭の空気と光で思いっきり波動が上がって、自由自在ないち日が始まる。いち日を楽々と駆け抜けるイメージ。
いいでしょ、そういうの。
さっ、早寝早起き、朝庭に出る、さっそく始めましょう。
アンケートを取ったわけじゃないんですが、お話しをしていたらわかります。
庭を楽しむ人は、みな早起き。
そして目覚まし時計を使わないで起きています。これについては何人かの方に確認しました。
目覚まし時計を使わなくても目が覚めるということは、つまり、睡眠が自然なのです。
ということは、必然的に早寝ということになります。
早寝早起きで、目覚まし時計を使わずに起きる。
後藤邸

ある程度の年齢になると、早く目が覚めるようになってきます。それを「眠り続ける体力がなくなってきたからだ」と老化現象のように言う人もいます。
そういうこともあるのでしょうが、でも、「起きることが楽しみ」ってこともあるのです。
それは老化ではなくて若返りです。小学生が遠足の朝に早く目が覚めるみたいな感覚ですから。
楽しみで、もったいなくて寝てなんかいられないという感じ。
今日が楽しみで早く目が覚めたら、必ずいい日になりますよね。
一柳邸


誰もがため息をつくほど、美しく、庭を花で埋め尽くしている奥様の言葉です。
庭の花ってね、忙しい人ほどたくさん咲かせるのよ。忙しい人ほど本を読むのと同じ。
「私なんか会社行って仕事してるし、子どもと主人のお弁当作ってるし、おばあちゃんの介護もしてる。だから朝4時に庭に出て花の手入れをしているの。まだ暗いうちから庭にいるってね、夢の世界にいるみたいですてきよ。花ガラ摘んでるうちにだんだん明るくなってきて、鳥が鳴き出して、日が昇ってきて。そうやって過ごすとね、その日一日気分よく頑張れるんだから。庭がなかったら、わたし、とっくに音を上げてギブアップしてるわよ。庭があるから頑張れるの」。
その奥様は、たくさんのお友だちに慕われ、尊敬され、目標とされながら、毎日エネルギッシュな笑顔で暮らしています。
見たことないですけど、たぶんまだ暗い庭にひとりでいるときも、笑顔で水やりしてると思われます。そういう方なのです。まわりに誰もいなくても笑ってる人。
庭にいるときには、その奥様じゃなくても表情は柔らかくなります。
庭では、なかなか仏頂面はしていられないものです。
これもまた庭の魅力。
庭に出ると、自然と口角が上がり、表情筋が和らぎます。
毎朝庭に出るようになると、顔つきまで変わってきます。これ、何度も目撃していることです。
伊太利庵厨房「四季の庭」

庭で朝ご飯を食べてから仕事に行く、というご主人もたくさんいらっしゃいます。
設計するときにはいつも「夜の庭を楽しむ」ことを織り込みます。「今日の夕飯はお庭よ」というお母さんの声に、子どもたちの歓声が上がるというイメージです。
そういう庭をつくったお宅のご主人が、後日、けっこうな割合で同じことをおっしゃています。
庭で朝ご飯食べるようになった。最高!もう止められないよ。
早起きして(冬なんかまだ真っ暗なうちに)、庭に出てコーヒー飲みながら新聞読んだり朝食をとったりした日は、満員電車も苦にならないし、仕事がすごくうまくいくと言います。
田中邸

これは、実際に何日かそうしてみたらわかります。そしてこう感じるはず。
朝庭に出ると、波動が上がる。
ぼくはそのことのすばらしさをお客様に伝えるために、こんな例え話をします。
庭で朝ご飯食べるって、スキー場に行ってリフトを乗り継ぐんじゃなくて、ゴンドラで一気に頂上まで行った感覚なんですよ。いち日を思い通りのコース取りで、自由自在に滑り切ることができます。
ほんと、そんな感じ。ついでに「庭で朝食すると、調子よく(チョウショク)なる」って言っては滑っています。
瀧本邸


医学的にも、朝庭に出ることで、調子が整うことがわかっています。
目覚めたらすぐに庭に出て強い光を感じることで、目の奥にある視交叉上覚にある体内時計がリセットされ、セロトニンの分泌が促されて、心身ともに活発に、バランスのいい状態で一日を過ごすことができます。
これは睡眠研究の第一人者である根来秀行医師の本「眠っているうちに病気にならない体をつくる本」に出てくることです。
セロトニンとは「幸福ホルモン」とも呼ばれるもので、良好な日中の活動に欠かせないものです。
そしてもうひとつ、それと対のこととして、こんなことも関係してきます。
早起きしてちゃんと目覚めることで、夜にセロトニンとバトンタッチするようにして出てくるホルモン、メラトニンの分泌も順調になります。
メラトニンは、睡眠中に記憶の整理整頓と身体の修復作業をしてくれるもので、これが滞ると、あっという間に心身に変調をきたしますので、要注意。
藤井邸


まあ、お医者様に言われるまでもありません。
早起きは3文の徳。
そういうことです。
それは、あなたのまわりの絶好調な人を観察すれば、すぐにわかりますよね。たぶん、全員早起きなはずです。
ぼくも妻も、そういう人たちに倣って、いつのまにか早起きになりました。5時には起きて庭に出ています。
石井邸


早起きして庭に出る習慣。これもまた、庭の賢人たちからぼくが学んだ「幸せへの扉」です。
朝からスッキリ目が覚めて、庭の空気と光で思いっきり波動が上がって、自由自在ないち日が始まる。いち日を楽々と駆け抜けるイメージ。
いいでしょ、そういうの。
さっ、早寝早起き、朝庭に出る、さっそく始めましょう。