室内からのテラスの眺めです。



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ちょっとイメージしてみてください。
もしあなたの家のリビングの外がこうなっていたら・・・いいでしょう♬



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庭っていうと「何を植えるかなあ」って、植物のことばかりを考えがちですけどね、そうじゃないんだなあ。

木を見て森を見ず。
木が森なのではなくて、森の一部が木なのです。

花を見て庭を見ず。
花が庭なのではなくて、庭の一部が花なのです。




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NHKの「趣味の園芸」ってあるでしょ。好きな番組なのでよく観るんですけどね、時々、すっごく憂鬱になることがあります。

花も野菜も楽しいけど、それをどんなに追求したところで、それで幸せなになれるわけじゃない。

番組ですからね、植物の知識について、とても興味深く進行していくんですけど。そして必ず「これでお庭がすてきになりましたねえ」って。
そこが、ぼくが懲りることなく何回も落っこち続けている落とし穴なんです。その言葉に出くわすと・・・何というか、園芸は園芸であって、庭の話しじゃないんだよなあってね。



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植物を上手に育てたらいい庭ができあがるわけではない。

これだけ庭のことを考えて、これだけ植物を育てて、これだけ庭で過ごしているぼくをしてそう思うんですから、特に庭に興味を持っていない人にとっては「パンジーを植えるのは、最高気温が20°前後が適期です」って言われれても、まったく興味が向かないんじゃないかなあ。
それどころか、庭イコール草花って思っている多くの人は、草花への興味が向かないことが、そのまま庭への興味の失うことになりはしないかと・・・。



金色の光が降りそそぐ庭。
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「趣味の園芸」ですから、園芸が趣味の人が楽しめばいいわけです。
そこでとどめておいてほしいんだよなあ。
ぼくだけ?かもしれませんけどね、こんなことに引っかかるのは。

園芸は園芸、庭は庭。

ようするにですね、このように、土がなくても庭なのです。
庭っていうと「イングリッシュガーデンが・・・」とか「うちの庭は◯◯が咲いていて・・・」。
まあそれが普通の庭の捉え方なんでしょうけどね。
でもいつもこれをお読みのあなたは、その庭スペースがどうなったら幸せな気持ちになるのかを、植物に縛られることなくイメージしてくださいね。
居酒屋で「とりあえずビール」みたいに、とりあえず芝生を張って花を植えてみたいなことでは、そこを感動的な場所にすることはできません。

何を植えるかよりも先に、どんな庭にしようかを思い描いてください。ワクワクしながらシーンとして想像してください。それが先です。



ワンちゃんは、気持ちいい場所を知っています。
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あなたがイメージするその理想の庭に、どんな花が咲いて何の木がそよいでいたらいいのか、そういう順番で組み立てていくことができた人に、いつも言っているこの次の言葉が当てはまってきます。
「庭に咲く花の数と幸せの量は比例する」。

花のための庭じゃなくて、あなたのための庭に花が必要、ということ。



・・・私は犬になりたい。
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「趣味の園芸」は園芸が趣味の人の番組。
ぼくの趣味は、園芸ではなくて「幸せ」です。だから花も、幸せのために育てます。


「趣味の園芸」に、時々感じるあの憂鬱、ぼくだけ?

園芸と庭を直結させて語ることで、多くの人が庭に背を向けてしまわないことを願っています。



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今日のはちょっと愚痴っぽかったですかね。いかんいかん、まったくいかんことです。反省。誠にいかんに存じます。

自分と世の中の差異というか違和感というか、当然出ますよね、過去をなぞっているのではなくて未来を提案しているわけですから。
だからぼくは、背筋を伸ばして、ぼくの信じる庭の価値を追求し続けます。

!!!今日も熱い気持ちで、設計に熱中!!!