庭を2分割して高さを変るという仕立てです。
バーベキューテラスは低くこもった場所にし、落ち着いた気分でくつろげるように、リビング前は持ち上げて部屋が外に広がった感じにしつつ、高台にあるこの庭の利点を活かして、晴れやかな気分を味わえるようにということをイメージしました。



Before
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After
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Before
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After
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庭の高さを部屋の床に近づけるということを、あなたの家の庭にも当てはめてみてください。
部屋と庭との段差を20センチ以内にすると足元を見ずに庭に出て行けます。室内の、リビングからダイニングへ、ダイニングからキッチンへという移動と同じ感覚で庭に行けるようになるのです。



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そうやって庭にまで暮らしの導線をつないだら、次は行き先に目標物や行く目的があることが必要になります。そこに行ってからどうしたらいいのかわからない場所には行きませんからね。
今回の場合はパーゴラに取り付けた木製パネルとソファーサイズのベンチがそれです。



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部屋から見た行き先に、視線が当たるパネルとくつろいで腰掛けられるベンチがあることで、部屋から外に出た導線が庭の奥までつながりました。
こんなふうに、どうやったら庭が暮らしの場所として成立できるのかを、理詰めで、詰め将棋のようにして組み立てていきます。

理屈を先行させながら形を導き出せば、造形は理に叶ったものになります。
造形は論理の賜物。


その造形物が賜物と呼べるものになるか、はたまた役に立たなかったり醜悪なものとなるかは、その論理自体が理に叶っているかどうかで決まります。この場合の理は天の理、神様の理です。
っとっとっと、どうも話が遠い所にワープしそうなので軌道修正。

つまり、その庭で過ごす人たちの動きを想定して、その想定通りに動いてくれるための仕掛けを施していくことが設計、ということ。そしてその動きは、暮らしが幸せ方向に広がる動きであってほしいという願いによって論理が組み上がる、それがぼくの設計スタイルということなのです。

幸せに生きてください!という思い、願い、それを伝えるために導き出されるカタチで、ぼくの設計はできあがっていきます。

まだまだ理屈は続きますが、今日はここまで。
ウ〜ン、いわふち、燃えてます。

さっ、設計設計!