昨日、桜満開の日曜日に何組かのご夫婦ご来店くださって、庭の話で盛り上がりました。



和泉邸
和泉邸



「狭〜い庭なんですけど、とにかく目隠しだけでもしたくて」 


滝沢邸
滝沢邸




リビングの前に出幅1メートル50センチの庭スペースがあって、その先は大型施設の駐車場。リビングのカーテンを開けられないのだそうです。
うれしくなりました。視線が気になってカーテンを明けられない状態の家はたくさんあります。と言うか、そういうお宅がほとんどです。
でも大概はその状況に馴れてしまうものです。引っ越して、一瞬?と思っても、「まあカーテンはそのために付いてるんだから」と納得してしまって、そのまま一年中レースのカーテンが閉まったままのリビングになってしまうんですよね。
でもそのご夫婦は、カーテンを明けて暮らしたいと思ってうちに相談に来られた。うれしいことです。 
ぼく目隠しの方法に加えて、出幅1メートる50センチの庭スペースの活用方法をいくつか話しました。「目からウロコ」と、とてもよろこんでいただけました。



レノンの庭
レノンの庭



「もうすぐ家が完成するんですけど、池がある庭がほしいんですが」



小枝邸
小枝邸



これまたうれしくなりました。庭に池、庭への夢が具体的に広がっています。
新築で家が完成する頃というのは、多くの場合疲れ果てているものです。
建築会社の選定、土地探し、契約に至るまでの手続き、設計打合せ、色決めや予算組みでクタクタになります。そこに追い討ちをかけるように引っ越しの段取り・・・。
気力体力を使い果たして、庭や外構のことなど考える余裕は残っていないという方が大半です。
でもそのご夫婦は元気いっぱいで、話していても庭への夢が果てしなく広がっていること感じました。
素晴らしいことです。



門馬邸
門馬邸



「子どものころから芝生の庭に憧れていたんですけど、誰に話しても芝生は大変だからやめた方がいいって言われるんですよねえ。芝生ってそんなに大変なんですか?」



谷口邸
谷口邸



ニヤッとしました。
ぼく自身が芝生が大好きなので、その魅力と、どうすれば手入れが楽になるのかを話しました。
さらに話は盛り上がって、「芝生の手入れは大変」が「芝生の手入れは楽しい」に変わっていって、ついには「芝生の庭は最高!」という結論になりました(笑)。
早く家に帰って、わが家の芝生に散水したくなりました。



木村邸
木村邸



出会う人出会う人と楽しくうれしい会話が展開する、そういう日ってあるんです。
ということはつまり、そうじゃない日もあるわけでして・・・。
これっていったいぜんたい、何の具合なんでしょうかねえ。

いい事が起こる日には、どこまでもいいことが続くことの不思議。
その逆もあり。



遠藤邸
遠藤邸




月の満ち欠けなのか、星の巡りなのか、はたまた神様が仕組んでいるのか。
・・・まあとにかく、昨日は楽しい日でした。

もしかしたら桜のおかげかも。「花咲く季節は人の心も花ひらく」ってことかもしれません。

今週はお花見気分で、思う存分気分アゲアゲで行きましょう!