最近は毎朝6時に庭に出ています。まだ真っ暗で、30分ほどかけて徐々に明るくなり、7時には庭に眩しい朝日が射し込んできます。
その間ブログをアップして、フェイスブックをチェックして、けっこう夢中で時が過ぎていきます(朝はその後もやること満載なので、集中力が発揮されます)。

今朝もそのルーティンをこなしてパソコンを閉じて顔を上げると、アイスバーグが一輪、朝日に輝いていました。
うれしいんだなあ〜。



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大好きな四季咲きのこのバラも、春が本番で秋冬は勢いがなく花数も少ない。だから開花すると、もう何だか愛おしい気持があふれてきます。



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一輪のバラによってググッと上向いた気分で庭を見渡すと、他の花も陽を浴びて光っていました。
朝の草花は、いつも生命力に満ちています。



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一昨日、仕事の合間を縫って女房と園芸店へ行き、植え替え用の花を大量に買い込んできました。春と秋、年に2回の恒例行事です。
次々と選んでカートにいれてゆく女房に負けじと、ぼくもせっせと選んでいきます。
植えたときの配色のイメージと、これから春までの咲き誇る姿をイメージしながら。



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ところが、ぼくが選んだ花の多くは女房によって却下されてしまいます。「それは変、その色は好きじゃない、それはありきたりだからいや」と。
そしていつものあのひと言が。

あなたは花のセンス悪い!

センスが悪いって・・・ああた・・・あの・・・一応・・・けっこう人気の・・・ガーデンデザイナーに向かって・・・。
まあこれ、女房の恒例の台詞なんですけどね。

でも確かに、女房の方がいいセンスをしています。ぼくは情緒的で、対して彼女は美的に選びますから。庭を楽しむ奥様方もそうなんですけど、男はなかなか女性の美的感受性にはかないません。
それに植えるのはだいたい女房の方なので、文句も言えず、止むなくぼくは選んできた花を戻しにいきます。



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両手に花のポットを持ってとぼとぼと売り場を戻りながら、ぼくはつぶやくのでした。

いつもセンスが悪いって言うけどさ、そのセンスの悪いぼくが選んだ花が、カオリさん、あなたなんだよ。

まあいです。これでまた春まで存分に庭の花を楽しませていただけますから。



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毎年繰り返されるこのシーン。
でもハイセンスな女房のおかげで、わが家の庭は、冬でも春のように花がいっぱいになります。

ぼくの花選びのセンス、なかなかだと思うんですけどねえ。・・・ねえ。