日本人のバナナの量は戦前と比較すると3分の1まで減っているそうです。

バナナの成分はというと、ぼくはてっきり食べた物の残りカスかと思っていたんですが、そうではありませんでした。
食べ物のカスが15〜20%で、あとは腸内細菌の死骸と腸の内壁などの細胞。
ご存知でした?驚きでしょ、これ。



石崎邸
石崎邸



医師で免疫学者、腸研究の第一人者である藤田紘一郎さんが、世界中のバナナを集めて調査した結果、バナナが大きい国ほど自殺率が低いことが判明したそうです。

腸はセロトニンやドーパミンの生産工場で、腸内細菌が多ければ順調に生産されて脳に送られ、穏やかで感動的な、バランスのいい思考で暮らせる。

細菌を増やすために必要なのが野菜や海藻などの食物繊維と、ビフィズス菌などを含む発酵食品。

食品添加物や化学調味料は活性酸素を多く含むため、腸内細菌にダメージを与える。

腸内細菌が増えると腸の新陳代謝も活発になってバナナの量が増える。




谷口邸
谷口邸



藤田先生によれば、思考の乱れは腸内からの信号だと言います。
うつやネガティブ思考、愛情の欠落、不安、イライラ、キレやすい、そういったことは、腸内が整っていないことから来ることなので、食事の改善が必要だと。

心の不調は、腸内環境の乱れから来る。



日置邸
日置邸



心ってのはそういうものかもしれません。
自分自身、食生活が乱れていた時期には、心の状態がひどく不調でしたから。
女房の手料理が中心の生活になってからは、人生上り調子って感じです。

腸が整うと心が整う。
いい食事がいい心を育む。


食事を意識して、腸内環境を整えて、セロトニンを増やして、幸せな人生を築いていきましょう!



矢嶋邸
矢嶋邸



まずはご自分のバナナをチェックしてみてください。

バナナの量と幸福感は比例する。

毎日規則正しく、立派なバナナであれば問題なし。あなたの心は健全に機能します。
外食は控えめにして、食物繊維と発酵食品を食べることを心がけ、戦前との比較で3分の1にまで減ってしまったバナナの量を回復させましょう。






夜の庭が日増しに快適になっています。もう寒くもなく、そんなに厚着をしなくても平気になりました。冬の間はヒマラヤ登山隊みたいな、自分でも笑いが出るような姿でした。

シーンとした庭で、相変わらず医学と生物学の本を読みあさっています。
その手の本の中には幸せに暮らすためのヒントが満載です。
今日のネタ元は、藤田紘一郎著「脳はバカ、腸はかしこい(腸を鍛えたら、脳がよくなった)/三五館」。
清潔が過ぎると良くないとか、腸内に回虫を飼うと花粉症やアレルギーを防げるとか、実におもしろい本です。



興味のある方はこちらをどうぞ。

腸を大事にすると うつ病が治る!?
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