もしもあなたが弱っていて、元気を必要としているなら、とっておきの方法があります。
敵を見つけてください。仮想敵でもいいので、正義の刃を降り下ろしたい憎い相手を仕立て上げてください。
敵を激しく批判をすれば、身体のそこからパワーがみなぎる。
お酒でも飲んで、黒い自分を思いっきり吐き出してみてください。
人を、社会を、運命を敵として批判し攻撃するときに、脳内は快感に打ち震えます。
これは闘争本能です。人間ももともと野生動物ですから、太古の昔に外敵や手強い獲物と対峙したときの快感をともなう闘争システムが、いまだに脳に染み付いているのです。
ただしこの方法は、その正義のためには何の役にも立ちません。あくまでも一時的に自分の元気を引っぱり出すためのカンフル剤です。
きのうの続きです。
0.1(弱っている自分) ×-1(敵)=-0.1
相手を敵と認識するということはマイナスを付けることなので、それを非難した自分は必ずマイナスになります。
コブシが咲きましたね。
これが咲くと、
一週間後にソメイヨシノが咲き出します。
お花見の準備に取りかかりましょう。

この野性の闘争本能に、常にすがって立っている人がいます。その快感と湧き出る元気のとりこになってしまって、敵を想定すること、批判をすることがクセになっている人です。
クセですから、その批判は身近な人に向けられる。連れ合い、親、子ども、恋人、友人、同僚・・・次々にマイナスのレッテルを貼付けては攻撃します。
四六時中マイナスとのかけ算をしているわけですから、当然その人は自分をプラスに転じることができずにもがき苦しんで、ますます愚痴り、批判し、ついには泥沼の人生に沈んでいきます。
批判グセは身を滅ぼす。
くれぐれも注意しましょうね。

尊敬して止まない北原照久さんは、一切相手にマイナスのラベルを貼らない人です。一般的にはどっからどう考えてもマイナス的な人であっても、まず最初に相手のマイナスラベルをプラスに貼り替えてからかけ算をします。その徹底振りは凄みさえ感じるのもです。
だからご本人は決してマイナスになることなく、かけ算をするたびに自分の数値を増やし続けていき、マイナス域で喘いでいた相手も、気づくとプラスに転じて嬉々として活躍を始める。
自分を高めつつ、同時に相手も引っぱり上げる達人技です。
かく言うぼくも、北原さんによってプラスラベルを授かりました。
敵を作らない人が無敵の人。
なかなか真似できないことではありますが、実際にその姿を目の当たりにすると、こりゃあ真似しない手はないぞと思わせてくれます。

おもしろいでしょ、かけ算。
最後に難問をご用意しました。
1×0=0
-1×0=0
100×0=0
あなたはこれ、どう読みます?

ゼロは恐ろしい。
すべてを奪ってしまうゼロには近づいてはいけない。
ゼロってなんでしょう。
大きな危険をはらんだ場所、常識から外れた主張、倫理に反する行為。こまったことに、それらは近づくことで快感を与えてくれるものが多い。さらに、いったん入り込んでしまうと、そこが正義の世界ように思えてしまうので要注意です。
スーパーにも街角にもテレビやパソコンの中にも、身の回りにたくさんありますよ、ゼロ。
くれぐれ近づかないこと。間違ってもゼロとのかけ算はいけません。
日々鍛錬!日々修行!
自分がプラスでいること。
プラスの人とのかけ算で、自分の数値を高めていくこと。
最後の最後に運命のゼロがやってくるその日まで、がんばりましょ!
敵を見つけてください。仮想敵でもいいので、正義の刃を降り下ろしたい憎い相手を仕立て上げてください。
敵を激しく批判をすれば、身体のそこからパワーがみなぎる。
お酒でも飲んで、黒い自分を思いっきり吐き出してみてください。
人を、社会を、運命を敵として批判し攻撃するときに、脳内は快感に打ち震えます。
これは闘争本能です。人間ももともと野生動物ですから、太古の昔に外敵や手強い獲物と対峙したときの快感をともなう闘争システムが、いまだに脳に染み付いているのです。
ただしこの方法は、その正義のためには何の役にも立ちません。あくまでも一時的に自分の元気を引っぱり出すためのカンフル剤です。
0.1(弱っている自分) ×-1(敵)=-0.1
相手を敵と認識するということはマイナスを付けることなので、それを非難した自分は必ずマイナスになります。
コブシが咲きましたね。
これが咲くと、
一週間後にソメイヨシノが咲き出します。
お花見の準備に取りかかりましょう。

クセですから、その批判は身近な人に向けられる。連れ合い、親、子ども、恋人、友人、同僚・・・次々にマイナスのレッテルを貼付けては攻撃します。
四六時中マイナスとのかけ算をしているわけですから、当然その人は自分をプラスに転じることができずにもがき苦しんで、ますます愚痴り、批判し、ついには泥沼の人生に沈んでいきます。
批判グセは身を滅ぼす。
くれぐれも注意しましょうね。

だからご本人は決してマイナスになることなく、かけ算をするたびに自分の数値を増やし続けていき、マイナス域で喘いでいた相手も、気づくとプラスに転じて嬉々として活躍を始める。
自分を高めつつ、同時に相手も引っぱり上げる達人技です。
かく言うぼくも、北原さんによってプラスラベルを授かりました。
敵を作らない人が無敵の人。

最後に難問をご用意しました。
1×0=0
-1×0=0
100×0=0
あなたはこれ、どう読みます?

すべてを奪ってしまうゼロには近づいてはいけない。
ゼロってなんでしょう。
大きな危険をはらんだ場所、常識から外れた主張、倫理に反する行為。こまったことに、それらは近づくことで快感を与えてくれるものが多い。さらに、いったん入り込んでしまうと、そこが正義の世界ように思えてしまうので要注意です。
スーパーにも街角にもテレビやパソコンの中にも、身の回りにたくさんありますよ、ゼロ。
くれぐれ近づかないこと。間違ってもゼロとのかけ算はいけません。
日々鍛錬!日々修行!
自分がプラスでいること。
プラスの人とのかけ算で、自分の数値を高めていくこと。
最後の最後に運命のゼロがやってくるその日まで、がんばりましょ!