聴くともなしにラジオを流しながら運転していると、突然ひとつの言葉が飛び込んできて、そこから一気に思考が広がっていくことがあります。
ストライク!
そういうヒラメキみたいな状態を、やり過ごしてしまってはもったいない。

昨晩の帰り道がそうでした。
来た!
それが消えないうちにと、コンビニの駐車場にクルマを停めてメモったものを書き写します。



パンジー・ビオラは
冬の花と思われがちですが、
実はこれからが本番。
わが家のも、
日に日にボリユームを増しています。
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誰もやっていないことをやろう。

マイケル・ジャクソン


誰もやっていないことかあ・・・、いつのまにかそうなっちゃてるんだよなあ。気がついたら誰もやっていないことをやっている。
業界的に言えば異端というか、珍しい人的存在になっている。本人的にはごくノーマルなつもりなんだが。
そのことがちょっと気になってはいる。いったいいつまでこうなんだろうって意味で。
この「誰もやっていないこと」が、早く「誰でもやってること」になるといいんだけどなあ。
異端・・・まあいいか。異端じゃなくて孤高って言ってくれる人もいることだし。うん、まあ良しとしよう。
でも何でこうなっちゃったかなあ。
別に誰もやっていないことをやろうとしていたわけじゃない。ぜんぜん違う。ただ夢中でやってるうちに、気がついたらこうなっていた。
これがニッチっていうことかもしれない。
ニッチって、隙間産業のニッチじゃなくて生物学的なニッチ。独自の居場所ってこと。自分らしさを発揮できて、かつ周囲との調和がとれている立ち位置。
これを見つけられるかどうかが大問題で、見つけてそこにたどり着くことができれば幸せな人生を築きやすくなるし、見つけられないと、なかなか・・・。
多いんだよなあそういう状態で喘いでいる人。
世の中って良くできていて、自分に正直に進むと独自の道になる。レールに乗る人生であっても同じで、そのレールの上で独自の走り方が身に付く。
正直に、素直に、ぶれずに、本気で進むことが誰もやっていないことにつながるんだよなあ。
本気。

本気の先には独自の世界がある。

本気体質ってある。ぼくも女房も本気体質で、いちいち本気になる。
だから疲れる。本気で進むとへとへとになる。本気は大変。でもしょうがない、体質だから。
振り返れば我が人生は、本気体質だったが故にどれだけ辛かったことか。
でも辛さと幸せはセットだから、今最高に幸せな日々なわけだけど、この幸せはまだまだあの辛さには追いついていないなあ。いやほんと、辛かったから。

本気になるってのは辛さの先払い。

ってことは、これからまだまだ幸せになるに違いない。楽しみ楽しみ。
本気と言えば坂村真民(北原照久さんに教えていただいた詩です)。

「本気」

本気になると
世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わって来なかったら
まだ本気になっていない証拠だ
本気な恋
本気な仕事
ああ
人間一度
こいつを
つかまんことには

 


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メモの内容は、まあこんな具合です。
出会い頭の言葉にインスパイアされるって楽しいものです。ぼくはその瞬間をつかまえるために、いつもメモ帳を携帯しています。



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「誰もやっていないことをやろう」って、とてもマイケルらしい言葉ですよね。
マイケルこそ、本気体質が強烈過ぎて苦しみ抜いた人でした。
その大きな苦しみの何倍も、世界中に幸せを配った人でした。

彼の本気が込められた、この曲が大好きです。







あぁ、マイケル。本気って辛いよなあ。でも、泣けるほどいいもんだよなあ。



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この本気体質はいかんともし難く、素直に、ますます本気で、暮らしに寄与する理想の庭を思い描くこととします。

Heal the world.