若田光一さんが無事帰還しましたね。
日本人が国際宇宙ステーションの船長を務めるという、SF漫画みたいなことが、現実になったんですねえ。


宇宙に行くと、地球が見えます。
かつてはよく、宇宙飛行士が地球に帰還してから宣教師になったり、田舎にこもって農業を始めたりすることがありました。
宇宙飛行士は正真正銘の、最強の理系の人のはずが、宇宙から地球を眺めることで、正反対の文系人間に変容するわけです。



谷口邸
谷口邸3



自分の居場所を外から見ると、もうひとりの自分がそこにいる。

庭で過ごすって、そういうことだと思うんですね。
庭から家を眺めると、暮らしを、家族を、そして自分を客観視できます。



今福邸
今福邸



外から自分を眺めると、世界が倍になる。

それは海上から陸を眺めるようなもので、一度でもそれを経験した人は、思考がデュアルになり、広い世界観を得ることとなります。



石崎邸
石崎邸1



庭を、部屋から眺めるだけの風景にしておいてはもったいない。

そこに出てください。
風景の中にたたずんで、腰掛けて、時を過ごしてみてください。



森邸
森邸2



それを習慣化することで、人生は複層的になり、広がりとバランスを得ることになります。

庭に出て、今の自分を見つめるもうひとりの自分に出会ってほしい。

庭での時を楽しむ人たちに感じる豊かさって、そういうところから来ているんじゃないかなあ。



日置邸
日置邸



あなたはもうひとりいる。
あなたの家族の暮らしには、もうひとつの世界が隠れている。




和泉邸
和泉邸



たくさんの人が、そこに辿り着けるといいなあって思っています。
まずはだまされたと思って、庭にテーブルとイスを置いてみてください。
そこは、あなたの宇宙ステーションです。