今日は腸内細菌のお話です。
世はちょっとした腸ブームのようで、テレビでもよくその手の特集が組まれています。
人体好きのぼくとしてはうれしい限りで、録画をしては興味津々で観ています。



朝夕に、ふと秋めいた風が吹くようになりました。
この時期の白い花は、
カルピスみたいにさわやかです。

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腸内には善玉菌と悪玉菌と日和見菌(ひよりみきん)がいて、その割合は2対2対6だそうです。
2割と2割の善玉と悪玉がしのぎを削っていて、残りの6割の菌が情勢を日和っているって、何だか軍師官兵衛(夫婦ではまっています)の時代みたいですよね。



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健康維持のために、ぼくらはせっせと口から乳酸菌と食物繊維を送り込んで善玉軍を支援すればいいわけですが、腸内的にはそう単純なことではないらしく、善玉だったはずの軍勢が局面が変わると悪玉に変化し、悪玉だったものがある日改心して善玉になるということが起こっていて、そこに日和見軍の動向が加わるために、けっこう複雑なようです(お腹の変調は戦況が混迷していることの現れ)。
これもまた官兵衛の物語と同じというところが、実に興味深く感じるところです。

腸内は戦国時代。
体内で起こっていることは、人間社会でも起こっている。


善玉と悪玉が状況によって入れ替わるということは、ぼくらも日々経験していますよね。
若い頃は手が付けられない悪だった人が、後年改心して有能なリーダーとなって活躍しているとか、真面目で優しいと評判だった人が、突然考えられないような悪事をはたらいてしまうとか。



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人を悪玉と決めつけてはいけない。
そんな悪人でも根は善人。


逆もあります。

人を善玉と思い込んではいけない。
悪人は必ず善人の顔で近づいてくる。


善悪の見極めというのは難しいものです。
でも大事なことは、自分が悪玉にならないことです。



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そうならないために、悪玉の正体を確認しておきましょう。
何をもって悪玉であるのかを知らない人が、無自覚のままに悪玉になってしまうことが多いですから。

家族や他者の幸せに貢献できることが善玉。
自分の幸せだけを追うことが悪玉。


この
サムシング・グレートによってプログラミングされたシステムは、細胞や細菌レベルの世界で機能していることですから、それらの集合体であるぼくらにも機能しています。さらにぼくらが構成している社会にも当然当てはまることであり自然界にも適応されている、極小の世界から地球全体までをオーガナイズしてる、絶対的なこの世の掟のようなものです。



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サムシング・グレートは、悪玉には冷徹。

神様は、この世という庭の雑草取りを怠りません。毎日せっせと引っこ抜いて庭の美しさを維持しています。
だからくれぐれも引っこ抜かれないように注意しましょうね。



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自分が世の中の善玉菌でいることが大事。
そんなふうに考えると「感謝の心をなくしてはいけない」「世のため人のために生きよ」「情けは人のためならず」といった、昔から言われている言葉が重みを持って迫ってきます。



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というわけで、今日は腸内細菌のお話でした。

ひと言付け加えます。
ぼくには微かに、でもずっと消えない危惧があります。

もしも人類が地球の悪玉菌になってしまったら・・・・

地球は容赦なく、ちゅうちょなく、根こそぎぼくらを排除するに違いありません。