ドッグキャンプの最終日。
今日の「名言・格言コレクション」は「犬の十戒 」にします。



西湖でのカヌー
もうサイコー!

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1、私の一生はだいたい10年から15年です。
私にとって、あなたと離れるのが一番辛いことです。
どうか私と暮らす前に、そのことを覚えておいてください。




期待に反して泳がせてもらえず
ふたりともやや不満顔
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2、あなたが私に何を求めているか、私がそれを理解するまで、少しの間待っていてください。



岸辺の芝生でプレイズタッチの実習
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3、どうか私を信頼してください。
それが私の幸せなのです。




秋の気配
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4、私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。
あなたには他にやることがあって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。
でも私にはあなたしかいないのです。




のんびりと湖畔を散策
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5、話しかけてください。
言葉はわからなくてもあなたの声は聞こえています。




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6、あなたがどんなふうに私に接したか、私はそれを全て覚えているのだということを知っておいてください。



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7、私を叩いたり、いじめたりする前に思い出してほしいことがあります。
私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、そうしないと決めています。




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8、私が言うことを聞かないとか、頑固だとか、怠けていると叱る前に、私が何かで苦しんでいないかを考えてほしいのです。
もしかしたら食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれないし、それか、もう身体が老いて弱ってきているのかもしれないと。




盛りだくさんで大満足
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皆様に心から感謝!
幸せな時間でした
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9、どうか私が年をとっても見捨てずに世話をしてください。
あなたもいつか私と同じように老いるのですから。
 



空き時間用に持っていた一冊
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名著です
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10、最後のその時まで一緒にいてほしいのです。
あなたが隣りにいてくれることが、私の幸せなのです。
忘れないでください、私はあなたを愛しています。




シメはやっぱりここ!
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ぼくらだけもう一泊してハッピーデイズでのバーベキューに参加し、大満足に追い討ちをかけてから横浜に戻ってきました(身内から「遊び過ぎ〜」の声多数・笑)。

すばらしいキャンプを企画してくださった山田りこ先生と、遠くから集ったすてきなお仲間たちに心から感謝します。
さてと、また鬼のように働こ!


 





このドッグキャンプの記事を書いている最中に、キャンプで一緒だった一頭が天国へと旅立ちました。
突然のことに言葉もなく、悲しく、そのワンちゃんの姿と温もりを胸に刻むようにしてここ数日を過ごしていました。

1万7千年前の遺跡から、マンモスやシカの骨に混じって二頭の犬の化石が出土しました。
それが獲物であった他の動物の骨とは違い完全な姿だったことから、当時からすでに犬が人間のパートナーであったと推測されています。
旧石器時代から今日までどれだけの人が犬との愛情を交わし、その存在に幸福を感じ、別れに涙したことでしょう。
ぼくは最近読んだ「ヒトはイヌのおかげで人間(ホモサピエンス)になった」という本に感銘を受けました。
ぼくらが犬から学ぶこと、彼らから得る愛情と幸福感は計り知れず、無限であるとも言えるほどです。

にもかかわらず、日本では昨年4万3千606頭が人間の都合によって命を奪われたという現実があります。月に3千633頭、日に121頭です。・・・今日も。
この原因は主にペット業界の在り方によるものです。
すでに一大産業として成立してしまっていることなので、公的にはそれを批判する声は小さく、多くの愛犬家も「仕方のないこと」と、現状から目を背けるしかないのかもしれません。

でもぼくは思います、間違っていることは間違っていると。原子力発電と同じくぼくらの時代で何とかしなければならない課題なんだと思っています。

この問題を解決するのは決して不可能ではありません。
成し得てしまえば案外簡単なことのはずです。
なぜなら、すでにそれを実現している国があるのですから。
もしもあなたがこの問題に関心を持つなら、ドイツのペット事情を調べ学んでください。

マーロン、天国でちょとだけ待っててよ。
ノアもココもぼくらも、必ずそこに行くからね。
みんなでまた駆け回ろうぜ!

イメージできたらできたも同然。
お願いします、「殺処分」などという忌まわしい言葉自体がなくなる日を、どうか一緒にイメージしてください。
犬はぼくらをサルからヒトへと進化させてくれた恩人であり、ヒトが人間らしく愛情を持って生きてゆくために、なくてはならない大切な相棒なのですから。