相も変わらず夜の庭で読む本は理系傾向です。
夜風には、小説よりも遺伝子や脳科学の本の方が馴染むことを不思議に思いつつも、興味の赴くままに虫の声を聞きながらの読書タイムを楽しいんでいます。



9月の末、この時期は「レノンの庭」に
いろいろな蝶がやってきます。

気まぐれに飛ぶ蝶を撮るコツは
決して追わないこと。
目の端で捉えながら心静かにジッと待つこと。
あ、いや、別に深い意味はありませんよ、アサガさん。

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理系本に読みふけりながらひとつ気付いていることは、ぼくの脳は文系だということ。
文系脳に理系の情報をインプットしてゆくこを楽しんでいるようなところがあります。

すべての科学は文学となり哲学へと至る。

アポロの時代、宇宙飛行士が帰還後に牧師になったり都会から離れて農業を始めたりすることが ありましたよね。
なんだか納得というか、理系と文系、理系脳と文系脳って別々に存在するのではなく表裏一体なんだなあって思うわけです。



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例えば悩みごとができた場合に、文系脳はひたすラ不安になり深くて暗い渕へと沈んでいきたがりますが、理系脳がそれをくい止めるべく論理立てて状況を判断し、対応策を導き出します。
それなら理系脳の方が人生上において有利なのかというとそうではない。
それは、問題の解決には多くの場合感情が絡んでくるからです。
文系脳が得意な義理人情や美学を伴った判断をしないと、物事はいい方向へは展開しません。
そもそも悩み事の根底にあるものは「気に触る」「心配」「恐ろしい」「許せない」「気が滅入る」といった「感情」ですから、それを「論理」だけで解決することなど不可能なのです。

論理と感情、ドライとウェット、クールとホット、双方に片足づつを置いて立つことが理想。



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せっかく庭をつくったのに、できあがったときには大満足だったはずなのに、数ヶ月が経過してみるとまったく庭が輝いていなくて、1年もしたら存在を忘れてしまい、数年経ったらただの厄介な場所になっているというケースに遭遇します。

理系脳の庭は、整っているが楽しくない。
文系脳の庭は、情緒はあるが乱れやすい。




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そういう庭のリフォームをご依頼いただいたときに、具体的に何かの要素が足りないなら(例えば目隠しができていないとか)それを整備すればいいんですけど、そもそもの庭の捉え方に偏りがある場合には、お客様と一緒に理想の庭のコンセプトづくりから始めることとなります。

庭を輝かせるには、理系と文系、論理と感情、左脳と右脳のバランスが大事。



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「理系脳の庭は・・・文系脳の庭は・・・」を人に置き換えてみます。

理系脳の人は、整っているが楽しくない。
文系脳の人は、情緒はあるが乱れやすい。


ちなみにぼくは後者です(笑)

整っていて楽しく、情緒があって美しい、サウイフモノニ、ワタシハナリタイ。



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バランスですバランス、バランスが大事。
蝶の羽のように左右のバランスを意識して、庭も自分もどんどん輝きを増していきましょう。