ふたつの台風が立て続けに上陸しました。
今回は大型だったこともあり、テレビやインターネットで宇宙からの台風の姿を目にした人も多かったと思います。



我が家の花たちは
台風などどこ吹く風と咲いています。
この人たちを見ているといつも思うんですけど、
やわらかさやしなやかさって、
強さなんですよね。

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庭でいつものようにフェイスブックをチェックしていたら、生物学を勉強している息子の「DNAの超螺旋構造」についての記事を発見し、読み進めるうちに「台風も遺伝子も螺旋なんだ」ということに気付いて、妙に感心してしまいました。
夜の庭でそんなことを考えていると思考は果てしなく広がり、台風の渦巻きは銀河系の姿ともそっくり同じなことにも気がつきました。

宇宙の巨大な渦巻きの中の、ひとつの星の表面に発生する渦巻きに翻弄される、渦巻き状の設計図でできあがっている生命体が人間。

銀河系とDNAが共に渦巻きであるって、ね、興味がわくでしょ。



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銀河系が渦巻きであるということは、つまり宇宙全体にその渦を発生させる力が存在しているということ。鳴門海峡の渦潮、竜巻、トイレの水洗などが地球の磁場によって渦を巻くのと同じように、宇宙には星の群れに渦を巻かせる膨大なエネルギーが満ちているわけです。

そのエネルギーが目に見えない極小の世界である細胞内の遺伝子構造にまで影響しているとなると、その細胞の集合生物であるぼくらにとって、渦巻きこそが絶対的に正しいカタチであり在り方であると思えてきます。

人は美しく回転する独楽。



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指先を見てください。そこには指紋の渦巻きがありますよね。
頭のてっぺんにはつむじの渦があり、耳の奥には渦巻き状の聴覚器官である蝸牛(かぎゅう)があり、レオナルド・ダ・ヴィンチは心臓の中に血の渦巻きが発生していることを発見して解剖図を描いています。
さらにうがって考えれば、ぼくらの身体の中央にはまるで台風の目のようにヘソがあります。
つまり、人間って、銀河系を生み出す宇宙の力に従ってできあがっている渦巻き生物なのです。



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なぜ庭に出ると心身が整うのかが見えてきました。

人は全身で宇宙と交信し、宇宙を支配しているトルネードエナジーと同調しながら生きている。

庭に出るというのは宇宙に身をさらしているようなものですから、その交信に最適な場所。だから庭に出ると整うんじゃないかなあ。



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はい、では庭に移動して交信してみましょう。
目を閉じて、頭頂のつむじを宇宙に向けるように真っ直ぐ立って、ゆっくりと呼吸をしながら、パーに広げた両手を空に向けて、20本の指先にある渦巻きから宇宙のパワーを取り込んでください。
って、あまりに怪しすぎるのでやめてください(笑)。

でもこの話、何となく納得でしょ。
庭に出ることでいい具合に調整されてゆくことの理由は、きっとこれに違いありません。

宇宙を支配しているトルネードエナジーと同調することが、人の自然な在り方。



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渦巻きは回転であり、回転は円運動です。
円は夫婦円満の円、家庭円満の円。
だからぼくは設計に円を多用します。

円は宇宙とつながる形。



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日々庭に出ては気持ちを丸くして、丸みのある言葉を使うように意識して、物事を円満に納めることを旨として、まーるくまーるく暮らしましょう。
そして独楽のように芯をぶらさず回転し、竜巻のようにどこまでも人生を向上させていきましょう。

台風一過の庭で、すてきな出会いが続いた相談会の興奮も手伝ってか、急に頭に渦巻いたことを書き留めてみました。

では今日も張り切って、美しくトルネード!