一昨日の続きです。

庭にいて、花や葉っぱの色に目が奪われることがあります。
それを「美しい」という言葉に変換して理解することに違和を感じることがあります。
空気の冷たさを瞬時にして「寒い」という言葉で思い、空気の動きを「風」と解釈してしまうと、せっかく出会ったその現象を、いとも簡単に仕分けしてしまうようでもったいないのです。
それはまるで、人を「◯◯さんってこういう人だ」とレッテルを貼るようで。



この時期、葉っぱの曖昧な色に心が動きます。
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言葉にしないで味わうと、その本質に近づいていける。

赤い花を赤と思わずに、その色から伝わってくる何かをひとくくりに美しいを片付けずに、しばし言葉を使わずに見入っていると、普段は立ち入らない、自分の中の広大な感覚世界に立つことができます。



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言葉で解釈している限り、理解できない世界がある。

風を風だと思えばそこまで。
でもその空気の流れを感じている肌に意識を集中させて、「これっていったい?」と感覚を澄ましてみる。
するとその肌感覚は、自分は今、地球の表面を循環している気体のうねりに触れているんだというこということに気づき、アフリカの人も、フィンランドの人も、その肌で同じうねりに触れているんだなあと・・・イマジネーションは地球規模にまで広がっていきます。



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ちょっと難解ですかね、今日の話。
ぼくはですね、いろんなことの本質を理解したいのです。
特に地球上で最も難解なことに関して。



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女性です、女性。
女性が発する言葉というものは、よくつじつまが合わなくなります。
なぜか理に叶っていない論を立てようとします。
男が論理的な思考でそれを指摘すると、今度は言葉を凶器にして迫ってきます。
そうなったら、もうワヤです。
男は応戦しているうちに、本意ではない言葉を撃ちまくってしまい、戦況は泥沼となり、やがて双方とも力尽きて倒れます。



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毎日地球のいたるところで繰り広がられているこの紛争を、どうしたら回避できるのか。
我々男は、女性の言葉に痛めつけられる辛さからどうやったら逃れられるのか。
そもそも、なぜ女性は脳を通過させずに言葉を発するのか。っと、こういう言い方が戦火をあおるんですよね(笑)。
いやいや「(笑)」もまずいですね(汗)。



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男性の皆さん、女性は花です。
それを「赤い」とか「白い」とか「美しい」とか「水分不足で枯れそうだ」とか、言葉を使って解釈してはいけません。
言葉を捨てて、感覚を澄まして、心静かに対峙して、その本質を理解するように努めましょう。

その花に、言葉を捨てて見入る。



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一昨日書いた「言葉禁止の日」は、とても有意義だと思っています。
火種はいつも言葉。
言葉さえなければ・・・もっと・・・お願いだから無口になってほしいと・・・何度・・・。
とはいっても、女性は明るくおしゃべりな方がいいですからね。
やはり男性側が何とかしなければなりません。



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我々男子は女子の言葉を言葉として受け取らずに、その裏にある何かを察することが必要です。
そして自らは言葉を使わず気を使う、言葉で決めつけずに曖昧なままで耐える、ピエロみたいに声を出さずに表情や動作で表現するなど言葉抜きのコミュニケーションスキルを上げれば、男女は円満に暮らしていけるに違いありません。



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これはまだまだ仮説の段階、検証実験はこれからです。

言葉からの脱却で女性を理解できるようになる。

もしもこれが実証されれば、人類のもめ事は半減します。

女性の本質は、言葉では定義できない曖昧なもの。