庭の仕事をいていると、よくご近所トラブルに遭遇します。
夫婦や親子でももめるのですから、赤の他人である隣人との良好な関係維持は難しいことなのだと思いますが、でもそれをクリアしないと安らぎや潤いのある暮らしは実現しません。
みんな仲良く!とは思うものの、実態を見ればケース・バイ・ケースの事情があるものです。
だから単純に共通の解決策や予防法を見つけることはできず、でも単純に、小さなコミュニティーの平和を維持できない限り紛争や戦争はなくならないわけでして、逆に言えばお隣さんと仲良くできるなら、人類は平和な種族となれるのです。

今日はお客樣方から学んだ、ご近所トラブルについてのあれこれを。



西鎌倉の住宅地を
ほんのひと区画歩いただけで、
これだけの花がありました。
家々の玄関先に花が咲いている街には
幸せな光が満ちています。
花の数と幸せは比例します。

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押せば押し返され、言えば言い返される。

賢い人はご近所トラブルには立ち入らず、かかわらず、巻き込まれても相手にせず、庭で笑顔の時間を過ごしている。




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問題が起こったら慌てず騒がず、まずは中腰で耐えること。
決着を急ぐと遺恨を残しますから。 




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勝つと孤独になる。

子どもって本能的にそれを知っているから、喧嘩をしても徹底的に勝つことをしません。

大人になると本能が薄れてしまうようです。
隣人とは白黒つけずにおくのが得策。 



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いつも笑顔であいさつが鉄則。



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住まい選びの基準は、日当り良好でいい風が吹くこと。それともうひとつ、お隣さんの庭に花が咲いていること。



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隣人とは親戚のつもりで接しましょう。
少々面倒な人でも、そう思えば付き合っていけますから。
愛情は忍耐と寛容を生み、もめ事を遠ざけます。




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夫婦喧嘩は窓を閉めてから(笑)。




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最大のトラブル回避術は、幸せあふれる家庭の堅持。
花咲く庭にトラブルは無縁です。
幸せは専守防衛で。 




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新潟の山村では家族よりもお隣さんを大事にします。
持ちつ持たれつ助け合う関係でいないと、夏も冬も、自然に打ちのめされた時に生き残れないですから(大げさではなく命がけです)。
そして春と秋には、共に自然を賛美し感謝して村人全員で山の恵みを分かち合う。
そういう暮らしだから、田舎のお年寄りの顔って笑い皺だらけなんじゃないかなあ。

自然と人の豊かさは比例する。

「鶴瓶の家族に乾杯」を観ていると、自然は人を笑顔にするなあって思います。
「今日もお天道様に感謝!」という気持ちがあふれている顔って、見ているだけで幸せな気持になりますよね。
もめごとやら何やらいろいろありますが、毎日そんな顔で過ごしたいものです。
とにかく笑顔であいさつ。すると幸せは近間の人へと広がってゆく。
その連鎖が地球の表面を覆ってゆくことをイメージして。