『好奇心を持つ』

花が咲くことの不思議、風と光の不思議、美しさの不思議、人の心の不思議、そして何よりも命の不思議。
庭は神秘的な不思議があふれている場所です。



芽吹きの季節ですね。
人間も植物のように、
毎年新芽を出して葉を茂らせ
花を咲かせられたらいいんですけどね。
まあ、気持ち的にはそれが可能ですから、
新緑のイメージを持って、
思いっきりフレッシュに行きましょう。
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好奇心を持つと、世界は不思議だらけ。



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その中に、感動と幸せのヒントがたくさん潜んでいます。



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見慣れた何もかもを、幼子のように「なぜだろう」と捉え直してみてください。



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不思議がる感覚を持っていれば、いつまでも子どもの頃のような、キラキラとした瞳で暮らせます。







身のまわりにあふれる不思議の中で、人の心ってほんとに不思議ですよね。
大好きだった人を大嫌いになったり、逆に恨んでいた人がたまらなく愛おしく思えたり。
漫画家の西原理恵子さんが「人間関係は上書き可能」って言っていました。アルコール依存症のご主人に地獄のような思いをさせられて、恨んで、憎んで、縁を切りたいと思って、頼むから死んでくれとまで思って、でも病院から出てきたご主人の姿を見た時に「なんだ、この人は病気だったんだ」と、急に恨みつらみがすべて消え去ったそうです。
そういうことってありますよね。ぼくにも何度もありました。
一番好きで一番大切な人と心に食い違いが生じると、一番嫌いな人になってしまうものですけど、でもこの「
人間関係は上書き可能」ということを大事に懐に入れておけばきっとまた和解ができて、それ以前よりも強い関係を築けるんだと思います。
だから大切な人は、嫌いになろうが恨もうが、大切な人のままにしておきたいなあと思うのです。
人生で出会って心を通わせることができる人数は実にわずかなもの。
だから大切に、大切に、全力で大切にしていきたいなあと思います。
今これを読んでくれているあなたに、心から感謝しています。
ありがとうございます。
お互いに、残り時間を精一杯美しく燃焼させましょうね。

春の夜、庭でひとり、いつも読んでくださっている横田恵一さんがフェイスブックにアップしていたカーペンターズを聴いていたら、懐かしさとともにたまらなく幸せで、ちょっと泣けるような気持になり、こんなことを思い、書き留めました。







横田さん、素敵な夜をありがとうございました。