姫路城が5年半の化粧直しを終えました。



姫路駅前。
女房はこの道を通って、
お城の裏側にある高校に通っていたそうです。
毎日お城を見ながらの青春を過ごすと、
ああいう志し高き女性が出来上がるのかもしれません。
軍師かおりを育んだ姫路城。
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この間ずっと、お城の姿が描かれた巨大な囲いに覆われていて、前を通るたびに「長いなあ、いつ終わるのかなあ、それまでぼくらは夫婦でいられるのかなあ(笑)」などと思ったものです。



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お色直しをした花嫁のような美しさにため息をつきながら、ぼくはこの5年半を回想していました。



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何人かの大切な人を見送り、大きな津波があり、ノアがやって来て、ココが産まれて、ミーもやって来て、仕事には波乱やピンチもありましたが乗り切ることができ、異常気象が顕著になり、たくさんの素敵な出会いがあり、うれしいことや感動の出来事が山のようにあり、シニアレンズが0.5から1.5になり、女房共々体重が増えました。



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何よりもうれしいことは、この5年半で幸せの量は倍増したという実感があること。



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それはひとえにぼくの努力の賜物、ではなくて女房のおかげです。



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5年半前、あなたはどんなあなただったでしょうか。
この間に、きっとあなたも幸せが膨らんだことと思います。



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官兵衛の頃の姫路城。
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5年半・・・・過ぎてみればあっという間。でもその中身は大河ドラマのように劇的で濃密なものでした。



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観光客の外国人率がものすごく高く、
お城のノラ猫まで外人さんでした。

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これからも、そんなふうに時間を積み重ねていきたいなあと、咲き始めの桜に彩られた白鷺城を眩しく見上げながら、そう思ったしだいです。



姫路っ子のソールフード、
東来春のシュウマイを買って帰りました。
崎陽軒になれているぼくには何とも不思議な味。
目をつむって食べたら、
絶対にシュウマイとは気付きません。
姫路に行ったらぜひ一度。

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帰りの電車は撮り鉄気分で。
おだやかな春の姫路城散歩でした。

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感慨無量!
たまにはこうして、来し方を振り返ることも大切ですね。





今日横浜へ帰ります。
明日からまた、劇的日常の再開です!