犯罪心理学に「一貫性の法則」というのがあります。
それは一度悪事をはたらくと、次からはそうしない理由が見当たらなくなるというものです。
だから犯罪者は再犯をくり返すほどに罪の意識が希薄になり、それどころかそこに正当性まで見出してしまうのだそうです。



夏には花も夏の顔。
残暑を楽しむように咲いています。
DSC09153



似たようなものにもうひとつ、中一で読んだ加藤諦三の「愛すること」に出てきたんですが(どんな中学生じゃ・笑)「反復の法則」というのがあります。
何かの行動をくり返し行うほどに、その理由が強化されるというものです。
例えばダイエットをくり返すと、ダイエットしなければという気持ちが強くなってゆくのと当時に、(ダイエットをくり返しているということは、挫折しリバウンドすることもまたくり返しているので)ダイエット→リバウンド→ダイエット→リバウンドの反復が強化されて、今度こそはと張り切ってダイエットに挑戦しているようであっても、じつはリバウンドも込みでの、挫折も含めた挑戦というよくわからない心理状態になってしまうのです。



DSC08984



このふたつの法則を踏まえるとですね、つまらない話で申し訳ありませんが、ご主人が浮気をしたとしますね。
最初の1回で徹底的に叩きのめしておかないと、2回目からは罪の意識も薄れて、3回目以降はそうしない理由が見当たらなくなって、さらに進むと浮気の正当性に確信を持つにまで至る。
だから「私にバレないようにしてくれればいいです」とか、「男の人はしょうがいですよね」などという甘〜い対応はとっても危険で、絶対に反復できないように、初っぱなに、足腰立たなくなるまでボッコボコにとっちめておくことが大事なのです(ご主人様のためにも)。
あっ、経験談じゃないですから誤解のないように(笑)。

あとホルモンバランスが崩れる時期のお子さんにも。
親や学校や社会に不満があろうとなんだろうと、自分でもコントロール不能なほどの心のマグマが吹き出ていようとも、いけないことはいけないと、ピシャッと、しっかりとわからせておきましょう。
どうも、それができない親が多すぎます(子供が引き起こす、その手の悲しい事件が起きるたびに「責任は親にある」と、父としての自責の念や後悔も含めて、ぼくはそう思っています。そして、もし子育て中に庭が機能していたら、絶対にそんなことにはならなかったのにと思うのです)。
昭和時代は親が気力を失っている時には(親業も過酷ですから)、親戚や近所のおじさんおばさんがフォローしてくれたものなんですけどねえ。

まあ、庭を楽しみながら家庭を築いているあなたには、まったく無縁のことですよね。失礼いたしました。



DSC09142


 
人の精神に強烈に作用するこのふたつの法則は、とても厄介なものです。
ところがです、これを逆手に取れば、幸せ方向へ進むための大きな力にもなるのです。



DSC08963



夢や憧れって誰でも持っていると思うんですが、たいがいは「とうてい無理だよなあ」という、まさに夢物語であると感じていると思います。
そこでふたつの法則の活用。
まずはまったく無理に思えていることを、エイヤア!って思い切ってそっちに向ってアクションを起こしてみてください。
一度やったら次からは気合いもいらなくなります。
それができたら、あとはひたすらその行動をくり返すだけ。バッカみたいに反復しているうちに、「無理だろうとは思うけど、もう一回やってみるか」が「無理でもいいじゃないか、やるだけやってみるよ」となり、「おいおいもしかしたらいけるかもよ」、「何だか楽しくなってきた」、「ここまでやったんだから続けるしかないでしょ」、「いい感じだよ、この調子この調子」、「ホントにできる気がしてきた」、「絶対できる。できないはずがないよ」となっていきます。



DSC08974



これはぼく自身がこれまでくり返しやってきたことですから、それこそ「一貫性の法則」と「反覆の法則」による確信を持っています。



磯子の森の奥深くでアナベル(アジサイ)を発見。
頑張ってるなあ。
DSC09148



とうてい無理だと思っても、思い切って(冗談半分でもいいので)一回始めてみること。
次はそれをひたすらくり返すこと。
このふたつで、あなたはなりたい自分になることができます。

犯罪心理学も成功哲学になる。
人の心っておもしろいなあ。








今日は「レノンの庭」にいます。