暑かった夏を駆け抜けて、あまりに走り通しでお盆に帰郷しないままだったこともあり、数日間故郷の魚沼で過ごしてきました。



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今回は娘のところのマリンも参加。
3匹に引かれて犬ぞり状態。



いつも感じる開放感、プラス複雑な感覚。
それは何年経っても、何十年が過ぎても、そこにある風景は何ひとつ変わっていないということです。



八海山のふもとにできたそば屋さん。
十割そばと八海山の発泡酒が最高の組み合わせでした。

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店の周囲は広大な広場で、
3人とも走り疲れてひと休み。



ただそこで暮らしている両親が年々歳をとり、甥っ子姪っ子が着々と大人に近づいてゆく。 
さて自分はというと、感覚的には子どもの頃のまんまなんですよね。



雨にもめげず、恒例の魚釣り。
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何だか時空や人格が混乱をきたして、同行した息子と自分が同一化したり、甥っ子がかつての自分に見えたりするのでした。



こんなに楽しそうな姿は久しぶり。
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ノアも子供に返ったような顔をしていました。



そしてやたらと眠くなって爆睡したかと思えば小学生のように夢中で遊び回り、のんびりとした時間の中で高速回転しているみたいな不思議な時間を楽しみました。


ごく普通に食卓に並ぶナス漬が絶品。
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これも恒例の薬師のそば。
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へぎそばの名店です。


思う存分寝て遊んで食べて、一路横浜へと向いながら、ふとこんなことを思いました。



甥っ子たちの運動会。
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故郷はひとつの生命体で、ぼくは細胞なんじゃないかと。
その生命体の活動はとてもたおやかなので、まるで静止しているかのように思える。
ぼくが一生を費やして細胞活動をし役割を滞りなく完了することが、まわりまわって故郷の健全さに寄与しているのではないかと。そうなれるように、故郷はぼくのことを見守っていてくれるんじゃないかと。
だから包まれるような安心感とともに、こんなに新鮮なファイトがわくんじゃないかなあと。



これは雨ではなくて朝露。
魚沼の空気はミストシャワーみたいに潤っています。

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ぼくが消えてからも、故郷が何も変わらずに健全でいてくれることを願っています。
そうすれば息子が、孫が、ひ孫が、いつでもそこに帰って、ぼくのこの感覚と同じようなこと感じてくれるに違いありませんからね。



妹夫婦がやっているお好み焼き屋。
魚沼へお越しの際はぜひお立ち寄りください。
関西育ちの女房が絶賛する味です。

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さあ、充電完了。
脂肪も3キロほど蓄えました(笑)。
また突っ走ります!



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水と空気と土がいいので、
道端の花もすこぶる美しく咲いていました。
植物が元気な土地に暮らすって幸せなことですね。



故郷ってありがたいです。
その恩に報いるために、良き細胞活動を全うするために、がんばります!!

いつものことながら、田舎に行ってくると背筋が伸びるんだなあ。








今日は「レノンの庭」にいます。